1 補正要求内容
事業量の減
2 補正要求理由
・林業用種子の採種及び精選において、今年度は凶作で採種園の種子着果量が少なく、予定していた作業数量を下回ったため。
・苗木生産者の需給調整(販売努力)により残苗が発生せず、残苗補償の必要がなくなったため。
3 事業内容
(1)林業種苗法運営事務
○生産事業者登録事務等
○配布用種苗の表示制度の運営
○林業用種苗需給見通しの作成
(2)県営採種園の維持管理
○精英樹による優良品種、病害虫抵抗性品種により造成した採種穂園の維持管理・花粉症対策品種の造成を行う。
・日南町生山の精英樹ヒノキ採種園は造成から40年以上経過し、種子生産力が低下しているため、着果促進、断幹作業にかかる経費を追加
・花粉症対策苗木の生産体制を速やかに構築するために、少花粉ヒノキ採種園、少花粉スギ採穂園を造成
○林業用種子の採取及び精選
(3)苗木供給安定促進事業
○残苗補償
苗木生産者の需給調整後に発生した残苗の本数に応じて生産者に苗木廃棄に対する損失を補償し、苗木供給の安定を図る。
・事業主体:鳥取県山林樹苗協同組合
・残苗調整事業費=販売価格×残苗本数
・国庫事業名:苗木安定供給推進事業
(4)中国地区林業用種苗需給調整連絡協議会開催
・中国地区の林業用種苗の需給調整を円滑に行うため、標記協議会を開催する。(平成27年度本県が開催県)