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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

【鳥取フードバレー戦略事業】「食のみやこ鳥取県」輸出促進活動支援事業

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農林水産部 販路拡大・輸出促進課 輸出促進担当  

電話番号:0857-26-7963  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 50,227千円 0千円 50,227千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 26,910千円 0千円 26,910千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:50,227千円  (前年度予算額 26,910千円)  財源:単県 

事業内容

1 現状と課題

(1)アジアの食市場は今後10年で倍増の見込み。

    (2)国は「日本再興戦略(2013年6月)」において農林水産物・食品の2020年までの輸出目標額を約2倍の1兆円とした。
    (3)本県青果物輸出における課題
      日本梨:中秋節の時期が毎年変わり輸出量が不安定
      すいか:香港輸出は2年目であり未だ量が少ない(6t)
      富有柿:タイへの輸出量は減少傾向
      全般:他地域産の競合商品との競争が激化
    (4)水産物等の輸出は、国内有数の産地であるにも関わらず、輸出に取り組む事業者が少なく、海外での認知度はほとんど無い。

2 今後の取組

アジア等の食市場の急激な拡大を、輸出に取り組む事業者の収益向上に結び付けるために輸出戦略を策定し、きめ細かスピーディーな支援を行う。
○輸出戦略骨子(案)(H26年度内策定予定)
   区分             内容
継続推進国・地域本県の日本梨、柿、すいか等の輸出実績を踏まえ、今後も輸出拡大が見込める国・地域
〔台湾、タイ、香港〕
チャレンジ国・地域本県の輸出実績は少ないが、今後輸出拡大が期待できる国・地域
〔マレーシア、マカオ、シンガポール、中国、韓国、ロシア、アメリカ〕
輸出推進品目市場調査や販売促進活動を通じて、積極的に販路拡大を行う商品
〔日本梨、柿、すいか、水産物、米、日本酒、乳菓等加工食品、穂木〕

○国・地域別の施策の方向性
     国・地域           方向性
継続推進国・地域ブランド化による価格形成力の向上
チャレンジ国・地域新規市場開拓及び販売促進支援
両地域共通輸出に取り組む事業者の拡大及びマーケティング力の強化

3 事業内容及び要求額

◎「食のみやこ鳥取県」海外輸出支援体制強化事業15,447千円(7,440千円) 
(1)継続推進国:ブランド化による価格形成力の向上
○ドール・全農等との連携による青果物等のブランド化2,588千円(0)

激化する他地域産競合商品との競争に打ち勝つために、連携により可能となったドールのプロモーション力の活用による商品イメージの向上や販路の選定メディアを使っての産地PR等により、本県青果物のブランド化を図る。

事業概要ドールとの連携による商品イメージ向上・観光担当課等との連携による百貨店等での産地PR等により、本県青果物の味+αの魅力を伝える。
地域・時期・商品 7月・香港・鳥取すいか等
12月・タイ(妖怪・柿好き)・富有柿等         
商品イメージ向上例ドール「ハッピープレミアムバナナ」「極選」
事業主体

(2)チャレンジ国:新規市場開拓及び販売促進支援

A:新規市場開拓
○ドールの販路活用による新規市場参入支援1,369千円(0)
 中秋節時期の変動に影響を受けにくい安定した日本梨等の輸出体制を構築するために、ドールが世界に持つ販路を活用し新たな日本梨の輸出先の確保を図る。 
事業内容ドールの販路を使った日本梨の試験販売を百貨店等で行う。あわせてドールとの連携による商品イメージ定着・観光担当課等との連携による百貨店等での産地PR等により、鳥取ブランドの認知度向上を図る。
地域シンガポールを想定
時期・場所9月頃・百貨店等
実施主体

B:販売促進支援
○マーケットニーズに合わせた水産物等の販路開拓支援8,470千円(0)
目的
        事業内容    備考
急成長する中華系富裕層市場(カニ好き)の販路開拓・鳥取ブランドの認知度向上観光担当課等と連携しての観光物産展の開催
〔場所〕マレーシア・クアラルンプー      ル・百貨店
〔時期〕1月
〔商品〕カニ等の水産物、青果物等
〔実施主体〕県
〔事業費〕4,941千円
KLにはクールジャパンの拠点施設がH27年10月にできる予定
急増する中国人観光客をターゲットにした高級レストラン向け食材の販路開拓高級日本食レストランのシェフ等を集めての食材プロモーション
〔場所〕マカオ・レストラン等
〔時期〕11月
〔商品〕カニ等の水産物、和牛等
〔実施主体〕県(機構に委託)
〔事業費〕1,519千円
観光客3,000万人/年(うち6割は中国人)
富裕な親日家庭の食卓をターゲットにした小売用加工食品の販売促進高級スーパーでの加工食品等の販売促進
〔場所〕台湾(日本の味覚に近い)
〔時期〕9月
〔商品〕カニ加工品等
〔実施主体〕県(機構に委託)
〔事業費〕2,010千円
H26年の開催実績が評価され小売店側から開催要望があったもの

(3)両地域共通:輸出に取り組む事業者の拡大及びマーケティング力の強化

○輸出参入支援・バイヤー招聘事業3,020千円(3,320千円)
 輸出参入のネックとなっている情報不足解消のため、事業者と
 共にバイヤーや関係機関等を訪問し、ニーズや競合商品等に
 関する調査を行う。加えて、帰国後速やかに現地バイヤーを招
 聘し、事業者との商談の場を提供することにより、スピーディー
 な市場参入を支援する。

場所・時期(想定)タイ・マレーシア(4月)、シンガポール(5月)
実施主体県(JTB等に委託)

○食のみやこ情報発信0千円(4,120千円)

◎「食のみやこ鳥取県」輸出促進活動支援事業34,750千円(18,750千円)
輸出に取り組む事業者の販売促進活動等に補助を行う
事業内容輸出促進に必要な経費負担の軽減
補助対象者農林水産物等の輸出に取り組む県内事業者
補助期間年度内
補助対象経費旅費、販売促進員代、会場使用料等
補助率2/3 (国事業等で対応できる場合、その補助対象経費については 1/6 )
【拡充1】原材料が県内でない加工食品の輸出も対象とする(補

助率1/2)。
【拡充2】鮮度確認等を目的とした試験輸出活動も補助対象とする。

その他 
○日本畜産物輸出促進協議会牛肉輸出促進部会負担金30千円(0)






要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 26,910 0 0 0 0 0 0 0 26,910
要求額 50,227 0 0 0 0 0 0 0 50,227