現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 農林水産部の県産材の利用推進による林業・木材産業活力創生事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

県産材の利用推進による林業・木材産業活力創生事業

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農林水産部 県産材・林産振興課   

電話番号:0857-26-7254  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 78,000千円 12,424千円 90,424千円 1.6人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 6,310千円 6,192千円 12,502千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:78,000千円  (前年度予算額 6,310千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

 重要な地域資源である森林・木材を活用して、地域活性化・地方創生につなげるため、県内の住宅等への県産材利用を進めるとともに、全国や海外への販路拡大に向け、市場ニーズを先取りした製品開発等により県産材の新たな付加価値化に取り組む。

2 事業内容

1 一般住宅における利用拡大【新規】

     住宅一戸あたりの使用量を増やすことにより、県産材利用を加速するため、「とっとり住まいる支援事業」を活用して木造住宅を新築する施主に対し、一定量を超える県産材の使用量に応じて上乗せ支援する。
    事業主体県内事業者により木造住宅の新築を行う者
    補助率等県産材使用量が15m3以上の場合に、次の額を助成(上限30万円)

    (県産材使用量−10m3)× 2万円/m3

    予算額64,000千円

    (県産材を20m3使用する住宅320件分)

    2 子育て施設(幼稚園、保育園等)の内装木質化【新規】


      ※地方創生先行型交付金で要求

     木育および子育て環境充実のため、非木造の幼稚園等を対象に、県産材を使用した内装等の木質化を支援する。
    事業主体幼稚園、保育所、認定こども園(非木造施設に限る)の施設設置者
    対象経費保育室や遊戯室などについて、県産材を使用した内装等の木質化に要する工事費
    補助率等定額(上限200万円)
    予算額80,000千円(経済対策補正要求)

    3 「地材地建」のモデル実践

    ※「県産材住宅等普及促進事業」から統合

     川上から川下の関係者が連携して行う、住宅や中規模建築物への県産材利用拡大を目指すモデル的取組を支援する。

    ○智頭杉ブランドを活用した住宅の販路開拓

    ○県内の製品と技術で中規模建築物を可能とする工法の検討・普及
    事業主体森林組合、木材関連業者等の組織する団体 等
    対象経費・施主向け森林等見学ツアー開催等に要する経費

    ・工法の比較検討、構造見学会等に要する経費

    (チラシ等作成費、バス借上げ代、講師謝金 等)

    補助率等定額(上限100万円×2主体)
    予算額2,000千円

2 事業内容(続き)

4 リフォーム等向けの木質内装材の開発・販路開拓
※「鳥取発CLT等生産支援プロジェクト事業」から統合

 市場拡大が期待されるリフォーム等向けの新たな木質内装材の開発、実証展示、販路開拓等を支援する。
事業主体鳥取県木質内装材開発・販売推進協議会
対象経費実証モデル展示等に係る経費
補助率等定額(上限300万円)
予算額等3,000千円

5 東京オリパラ施設や輸出を目指した国際認証への対応【新規】

 東京オリンピック・パラリンピック施設での利用、原木輸出、県産材の差別化等を目指した、森林認証材の供給や販路開拓を支援する。
事業主体森林組合、木材加工・流通業者
対象経費森林認証材の供給、販路開拓等に要する経費
補助率等定額(上限150万円×6主体)
予算額9,000千円

(参考)CLTの早期利用を目指した国土交通大臣認定の取得

※経済対策補正予算により対応

 県内企業が生産するCLTを現行建築基準法で活用するため、耐力壁の強度認定(壁倍率)の取得を支援する。
事業主体木材加工業者
対象経費試験体作成、試験委託等に係る経費
補助率等10/10
予算額9,100千円

3 事業の背景・必要性

○地域活性化・地方創生のためには、重要な地域資源である森林・木材を活用し、地域に仕事と富を生み出すことが重要であり、そのためには木材の出口対策、特に建築用材(良質材)の利用をさらに促進するための取組みが必要。
○そのためにはまず第一に、県内の一般住宅や子育て施設における県産材利用の支援や、販売方法や工法の工夫等により県産材の利用拡大を目指すモデル的取組の支援により、県内での利用拡大を図ることが必要。

○さらに、CLTや木質内装材など市場ニーズを先取りした製品の開発や、国際認証である森林認証材の供給・販路開拓など、県産材の付加価値を高める取組の支援により、市場規模がより大きい全国や海外への販路拡大を図ることが必要。


工程表との関連

関連する政策内容

県産材の需要拡大の推進

関連する政策目標

県産内装材等の商品開発の推進





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,310 0 0 0 0 0 0 0 6,310
要求額 78,000 0 0 0 0 0 0 0 78,000