1 事業目的
平成17年6月に策定した「鳥取沿岸の総合的な土砂管理ガイドライン」に基づき、土砂の流れの連続性確保を目的とした砂浜保全対策として、河川・海岸・港湾・漁港等の各管理者が協働・連携して、河口、港湾等の浚渫土砂等をサンドリサイクルすることで砂浜海岸の保全及び総合的な土砂管理の推進を図る。
- 砂浜河口部に堆積した土砂を除去し、洪水による被害発生を防止する。
- 砂浜を回復させることで、波浪被害の低減を図る。
2 債務負担行為の理由
河口に堆積した土砂の撤去を早期に実施するため、3月上旬に工事着手を行うもの。
3 早期実施の必要性
塩見川河口は岩戸漁港と隣接しており、河川の出水等により河口堆積土砂が漁港港内へ流入する事象等があることから、例年、管理者間(県・市)が協働・連携して塩見川の河口土砂撤去と航路泊地浚渫を同時期に一体的に実施。
これにより、河川・海岸管理の観点だけでなく漁港機能の安定化を図っている。
岩戸漁港(鳥取市管理)において、地元漁協者から冬季風浪により堆積した砂の撤去を早期に実施してほしい旨要望があることから、鳥取市は、冬季風浪明けの3月に航路及び泊地の浚渫を実施する方針(H25年度から)としている。
このことから、本県施工分においても、鳥取市とスケジュールを合わせ、3月上旬に工事着手を行う必要がある。
4 要求内容
塩見川
河口掘削・養浜 C=47,500千円
5 事業のスケジュール
平成28年1月 発注準備
平成28年2月 調達公告
平成28年3月 契約・着工