現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 生活環境部の鳥取県バイシクルタウン構想実現化プロジェクト
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

鳥取県バイシクルタウン構想実現化プロジェクト

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生活環境部 環境立県推進課 環境実践推進担当  

電話番号:0857-26-7874  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 16,307千円 16,307千円 2.1人 0.0人 0.0人
調整要求額 14,344千円 16,307千円 30,651千円 2.1人 0.0人 0.0人
要求総額 14,344千円 16,307千円 30,651千円 2.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:14,344千円    財源:単県   追加:14,344千円

事業内容

1 目的

 バイシクルタウン構想の実現に向けて、最大の課題である自転車好きを増やすため、自転車通勤チャレンジのほか、効果的な取組である温泉ライダーを実施する。なお、温泉ライダーの中で実施する自転車教室などのキッズ向け自転車利用促進イベントについては、県内全域に拡大して実施する。


    【事業一覧】
    事業名
    要求額
    (千円)
     【継続】温泉ライダーin三朝温泉
    10,733
     【継続】自転車通勤チャレンジ事業
    1,175
     【新規】散走体験会事業
    416
     【新規】自転車利用促進セミナー
    540
     【廃止】バイシクルタウン構想実現化プロジェクト推進WG
     標準事務費(枠内)
    1,480
                 合     計
    14,344

2 概要

(1) 温泉ライダーin三朝温泉
 自転車好きを増やすことを目的として、自転車に乗らない県民が大人から子どもまで楽しくレース参加・観戦できる体感型の自転車イベント「温泉ライダー」を開催。(開催予定 11月上旬)

 ○自転車エンデューロ〔継続〕 
 他の大会にはないママチャリ参加枠の多さを生かし、県内の企業や学生などの素人にチームで参加してもらい、自転車好きになるきっかけとする。また、三朝温泉地域で引き続き開催することで、大会のさらなるブランド化を目指し、自転車利用促進のほか、地域観光資源の情報発信などによる観光誘客といった相乗効果も狙う。
【実施内容】
  ・5時間エンデューロ(3時間の部、2時間の部)
  ・トークイベント(自転車利用促進)
  ・自転車メーカーによる最新自転車試乗会、ご当地グルメブース
  ・自転車通勤チャレンジ、エコアイディアコンテスト表彰式
  ・警察による自転車シュミレーター
【事業主体】 温泉ライダーin三朝温泉実行委員会
負担金額】 6,854千円(8,464千円)
【経費内容】 負担金

 ○ウィーラースクールプロジェクト〔拡充〕
 正しい操作方法やルールを身につけながら、自転車を好きになってもらうため、ブラッキー中島氏による小学生以下を対象とした自転車教室を中山間地域の自然を活用し実施する。
【実施内容】
 〔座学〕
   ・紙芝居「自転車のお話」(歴史、ルール・マナー等を学習)
 〔実技〕
   ・自転車に乗る前の安全チェック
   ・自転車を上手に乗るコツ伝授と練習
    〜まっすぐ走る、しっかり止まる、一本橋、スラロームなど〜
   ・ミニレース(全員参加のジャンボリレー等)
 〔曲芸ショー〕
   ・マウンテンバイク曲芸ショー(自転車曲芸、交通安全指導)
【実施場所】 県内3箇所(東・中・西部 各1箇所)
【経費内容】 ゲスト謝金、旅費、自転車教室運営委託費(委託
         先:一般社団法人ウィズスポ)など
【総事業費】 3,879千円(2,209千円)
         (内)その他財源 2,000千円

(2)自転車通勤チャレンジ事業〔継続〕
 市町村と連携し、民間企業を含め自転車通勤チャレンジを実施する。参加者増加のため、表彰制度を継続し、今後の自転車利用促進につなげる。
【実施期間】 6月〜9月の4ヶ月間
【表彰制度】 総走行距離等を基準に表彰
【経費内容】 サイクルコンピューター購入、表彰副賞
【総事業費】 1,175千円(500千円)

(3)散走体験会(シマノとの連携プロジェクト)〔新規〕
 シマノと連携して地元サイクリスト等を集め散走体験会を行い、新たなサイクリングコースを発掘する。
【実施期間】 8月〜10月頃
【実施場所】 ジオパークエリア
【経費内容】 講師サイクリスト謝金及び特別旅費
【総事業費】 416千円(0千円)

(4)自転車利用促進セミナー〔新規〕
 自転車有識者を招聘し、海外の先進事例や国内の現状・取組状況など、今後のバイシクルタウン構想実現化に向けた課題を浮き彫りにし、今後の施策案のヒントとする。
【ゲスト】自転車カリスマツーキニスト自転車活用推進研究会理事長
【参集機関】行政関係者、自転車関連団体
【総事業費】 540千円(0千円)

(5)バイシクルタウン構想実現化プロジェクト推進WG〔廃止〕

3 開催場所について

以下の理由により、三朝温泉を開催地とすることが効果的

 ○今回、道路拡張工事などのハード整備もしつつ、地域が一体  となりイベントを実施。県内外の参加者や住民からも引き続き
  三朝での開催を要望されており、コース・環境ともに最適。
 ○開湯850年で盛り上がる三朝町で実施することで、自転車   利用を促進する総合イベントとして、より効果的に行うことが   できる。
 ○今回、多くのレース参加・観戦者が国立公園の三徳山に登   り、好評であったことから、三徳山の県外への効果的な情報  発信など2次的な効果も期待できる。

〔大会参加自転車有識者の意見〕
  同じ地域で大会を開催し、ブランド化することで、より多くのレース参加者・観戦者を集めることができるため、次回以降も三朝での開催が望ましい。

4 温泉ライダーの実施結果

(1)参加状況
 ○ウィーラースクール
  【参加者】107人(定員:100人)
 ○エンデューロ
  【参加者数】155組 490人
  【参加者居住地】県内 74組、県外 81組
  【部門】スポーツサイクル 128組(376人) 
      ママチャリ 27組(114人)
  【入場者数】3,060人

(2)大会の総評価
 大会参加者の97%が「とてもよかった」「よかった」と回答

〔参加者の主な意見〕
 ・上級者だけでなく初心者、子ども、自転車に興味のない地域の方もお祭り気分で楽しめた。
 ・初めての自転車レースにママチャリで参加し、自転車が好きになった。ロードバイクの迫力に圧倒され、ほしくなった。次回もぜひ参加したい。
 ・チームエンデューロで、周回ごとに応援できるので盛り上がり、仲間との関係も深まった。
 ・公道を封鎖してのコース設定、グルメブース、運営者の安全面への配慮等がとても良かった。
 ・レース後に三徳山登山で感動、温泉、蟹にも癒やされた。

4 構想の概要

〔目標〕
・日常的な通勤や買物での利用をマイカー利用から自転車等への転換
 ※2020年までにマイカー通勤等から転換者1万人増
・観光への自転車利用やレクリエーションとしてのサイクリングの推進
〔施策体系〕
○自転車走行空間の確保
 ⇒ 新規県道は幅員を確保(条例化)、路面カラー舗装など
○駐輪場の整備拡充
 ⇒ 中心駅周辺への駐輪場整備など
○観光やスポーツへの活用のための環境づくり
 ⇒ サイクリングコース整備など
○公共交通機関との連携した利便性の向上
 ⇒ 自転車車載バスの導入など
○自転車利用のきっかけづくり
 ⇒ 自転車通勤チャレンジの実施など
○ルール、マナーの徹底
 ⇒ シュミレーター等を活用した交通安全教室の開催など





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 14,344 0 0 0 0 0 0 2,000 12,344
保留・復活・追加 要求額 14,344 0 0 0 0 0 0 2,000 12,344
要求総額 14,344 0 0 0 0 0 0 2,000 12,344