1.背景
今年度実施した男女共同参画キャラバンにおいて、「周囲に迷惑をかけるのが心苦しいと辞めた女性がいた」「育児休業などの制度は整っているが、利用することについて気持ちの面で問題がある」などの意見があり、就業規則等は整備されていても制度を利用しづらい状況がある。
また、鳥取労働局均等室へ寄せられた相談で、「妊娠・出産・育児休業の取得等を理由とした不利益取扱い(マタハラ)」に係る労働者からの相談は平成26年度に30件あり、前年度より4割増。
働きやすい職場づくりのため従業員の仕事と家庭の両立(ワーク・ライフ・バランス)を応援する「イクボス」を県内企業で増やしていく必要がある。
2.概要
県内企業へイクボスの取り組みを働きかける材料とするため、イクボスの必要性、企業におけるメリットなどについて調査を行う。
また、県内企業のうち、男女がともに働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組む企業である「男女共同参画推進企業」を対象としたイクボス養成塾を開催、参加企業にイクボス宣言をしていただきワーク・ライフ・バランス実践のモデル企業としてその取組を広くPRし、県内のイクボス宣言企業を増やしていく。
3.内容
(1)イクボス導入効果の検証
業務内容 | (1)内容
●書面調査、実地調査
企業のイクボスの取組み
イクボス導入による効果 など
●導入効果の検証
●検証結果(パンフレット原稿)の作成
(2)委託期間
11月〜3月 |
実施方法 |
内容 | 実施方法 |
書面調査 | 県
※一部(調査票印刷、封入、発送)委託 |
実地調査
導入効果の検証
検証結果の作成 | 委託 |
|
要求額 | 委託料 996千円 |
(2)イクボス養成塾(仮称)の開催
内容 | (1)日時 平成28年1月〜2月
(2)場所 県内3ヶ所(東・中・西) 各1回
(3)内容
●講義
イクボス宣言について
●事例発表
県内企業における女性活躍推進事例の紹介
●グループワーク
●対象
男女共同参画推進企業
その他、参加を希望する県内企業 |
実施方法 | 委託 |
要求額 | 委託料 996千円 |