事業名：
養殖漁業推進事業
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水産振興局 水産課 漁業振興担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト
(A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 27年度当初予算要求額 |
93,596千円 |
3,883千円 |
97,479千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 26年度当初予算額 |
46,784千円 |
3,870千円 |
50,654千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額：93,596千円 （前年度予算額 46,784千円） 財源：単県
事業内容
１ 事業概要
養殖事業への新規参入を促進し、安全・安心で高鮮度・多品種な水産物の安定供給を目的とした強い産地づくりを推進する。
２ 事業内容
（１）陸上養殖起業支援事業
井戸海水を用いた陸上養殖事業への新規参入を支援
| 対象事業 | 陸上養殖実証試験事業 |
| 事業主体 | 県内企業等 |
| 補助率 | 間接補助 県：１/３ 市町村：任意 |
| 補助期間 | １団体あたり最長３ヵ年 |
| 補助額上限 | １５，０００千円／年
３０，０００千円／３年 |
| 補助対象経費 | 陸上養殖実証試験に必要な井戸海水取水施設整備費、養殖施設整備費等 |
| 対象事業 | 養殖魚マーケティング事業 |
| 事業主体 | 県内企業等 |
| 補助率 | 間接補助 県：１/２ 市町村：任意 |
| 補助期間 | １団体あたり最長３ヵ年 |
| 補助額上限 | １，０００千円／年
３，０００千円／３年 |
| 補助対象経費 | 市場調査等の情報収集活動費、PR資材製作費及び販路開拓活動費等 |
（２）ギンザケ養殖支援事業
大手水産企業グループの大規模ギンザケ養殖事業への支援
| 事業主体 | 大手水産企業グループ |
| 補助率 | ２／１０ |
| 補助期間 | ２，０００トンの生産目標を達成するまで |
| 補助対象経費 | 海面及び内水面養殖施設の整備・改良に係る経費及び養殖に必要な機器・資材費等 |
（３）井戸海水導入支援事業
漁業協同組合が井戸海水を導入する際の試掘調査費を支援
| 事業主体 | 漁業協同組合 |
| 補助率 | １／３ |
| 補助上限 | １地区当たり７００千円 |
| 補助対象経費 | 井戸海水試掘調査に係る経費 |
３ 背景
（１）陸上養殖起業支援事業
- 本県は内湾が少なく、海面養殖業の発展が妨げられてきた。また、近年は海水温上昇や赤潮発生など、天然海水を用いた養殖は難しい状況にある。
- 井戸海水は、年間を通じて水温が一定かつ清浄（細菌、ウイルス等の汚染が少ない）で安定した取水が可能。
- 泊漁港では、Ｈ２５年度から当該事業を活用し、２企業が井戸海水を利用した陸上養殖事業に着手。
- Ｈ２７年度は、網代漁港でも事業実施予定。
（２）ギンザケ養殖支援事業
- 東日本大震災による漁業生産基盤の壊滅的被害を受けた大手水産企業グループが、ギンザケ養殖事業の再開を目指し、Ｈ２３年から美保湾での事業化実証試験を開始。
- ２年間の試験結果から、美保湾産ギンザケは成長、肉質ともに評価が高いことがわかり、大手水産企業グループは、県内で２，０００トンの成魚生産目標（国内シェアの２割）の達成に向けて、段階的に施設整備と増産体制の検討を進めている。
（３）井戸海水導入支援事業
- 市場における海水取水・冷却・滅菌設備の整備費及び維持管理費は高額であり、漁業関係者の負担となっている。
- 天然海水は高水温期には魚がへい死すること、生活排水の影響を受けるなど水質が不安定である。
- 井戸海水は、年間を通じて水温が一定かつ清浄な海水を安定して安価に利用することができるため、多くの地区が活魚水槽等の市場海水に井戸海水の導入を検討している。
４ 事業内訳
（１）陸上養殖起業支援事業
４企業×１５，０００千円＝６０，０００千円
（前年度：３０，０００千円）
（２）ギンザケ養殖支援事業
（海面：３０，９７６千円＋内水面：１３０，０００千円）×２／１０
＝３２，１９６千円（前年度：１６，０８４千円）
（３）井戸海水導入支援事業
２地区×７００千円＝１，４００千円（前年度７００千年）
事業費合計：９３，５９６千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
＜陸上養殖起業支援事業＞
Ｈ２５年度は泊漁港への地元２業者の進出が決定。現在、養殖施設の整備を実施中。
＜ギンザケ養殖支援事業＞
生産量の実績
H23年度112トン、H24年度471トン、H25年度667トン、H26年度1,000トン（見込）
これまでの取組に対する評価
＜陸上養殖起業支援事業＞
陸上養殖事業につては、十分な水質調査が必要。漁港用地に限りがあるため、今後、砂浜域への展開を検討中。
＜ギンザケ養殖支援事業＞
ギンザケ養殖については概ね計画どおりの生産状況。今後は内水面での稚魚生産量の増加を進める。
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
46,784 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
46,784 |
| 要求額 |
93,596 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
0 |
93,596 |