現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 水産振興局の水産業企画振興事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

水産業企画振興事業

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水産振興局 水産課 管理担当  

電話番号:0857-26-7328  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 26,426千円 4,659千円 31,085千円 0.6人 0.4人 0.0人
26年度当初予算額 23,611千円 8,513千円 32,124千円 1.1人 0.4人 0.0人

事業費

要求額:26,426千円  (前年度予算額 23,611千円)  財源:単県 

事業内容

(1)日韓水産科学技術協力推進事業


    事業概要
       日本海水産資源に対する日韓両国の共通認識を醸成し、水産分野における協力関係を構築するため、江原道が開催する日韓水産セミナーに参加するため関係者を派遣する。
       また、日韓の魚食普及交流を行うため、韓国から職員(2名)及び漁村女性部員(4人)を受入れ魚食普及イベントを開催する。
    事業内容
      (1)第14回日韓水産セミナーへの参加(日韓交互開催)

      時期 年1回開催(秋頃予定3泊4日)

      場所 韓国江原道

      訪問団 10名(大学2名、漁業者1名、漁協女性部1名、職員5名、国際交流員1名)

      内容

      1試験研究

      ・江原道 イカ資源について

      ・鳥取県 地球環境の変化と水産資源の変動について、

      2漁村観光

      3水産業における女性の活躍について

      4両県道の個別主題(大学研究者による発表)

      事業費 1,120千円 (2,429)

      経費負担

         鳥取県 鳥取県から韓国間の往復旅費
         江原道 韓国での滞在費

      (2)日韓魚食普及交流【新規】
      ・期間  2泊3日(時期は両県道で協議)
      ・場所  鳥取県内 
      ・内容  
       両県道で共通して漁獲される水産物を使った料理講習
      ・普及イベントの開催
      (既存の食育イベントや農林水産物フェアのメニューの一つとして参加するイメージ)
      ・事業費   452千円
      【経費負担】
       鳥取県:鳥取県内における滞在費
       江原道:韓国〜鳥取県間の往復旅費

(2)水産振興費

事業概要
    ・沿岸、沖合漁業の振興を推進することを目的として参画している水産関係諸団体への負担金

    事業内容

    ・沿岸、沖合漁業の振興を推進することを目的として参画している水産関係諸団体への負担金

    ・水産振興局の円滑な管理運営に要する経費
    (1)水産関係団体参画負担金 8,429千円 (8,414)
    ・日本水産資源保護協会負担金 450千円 (450)
      (コイヘルペスの補償あり)          
    ・漁業情報サービスセンター年会費、負担金
      (漁況、海況の情報提供) 1,090千円 (1,090)
    ・漁業指導監督用海岸局運営費負担金   
      (漁業指導監督用無線の使用) 5,007千円 (4,992)
    ・漁場油濁被害対策事業費負担金 22千円 (22)
      (国が実施する共済制度)             
    ・全国豊かな海づくり推進協会負担金
      (全国の栽培漁業の情報収集) 1,840千円 (1,840) 
    ・日本海中西部海域栽培漁業推進協議会会費
      (ヒラメの放流連携) 20千円 (20)        

    (2)船舶無線電波利用負担金
    (はやぶさ、第一鳥取丸、、おしどり) 104千円 (87)

    (3)その他連絡調整経費 16,633千円 (12,400) 
    ・非常勤職員報酬等 2,790千円 (2,463)
    ・標準事務費(旅費、印刷製本費、電話料、公用車使用料、魚道設置検討会、海の森づくり検討会の開催経費等)
      13,843千円  (9,937)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 平成12年に江原道と「水産科学技術、学術に関する覚書」を調印。これまでに、12回の日韓水産セミナー開催と、試験研究機関研究員の相互派遣(鳥取県から1名、江原道から2名)を実施。

 平成16年の第7回日韓水産セミナー開催を最後に交流が中断していたが、第8回日韓水産セミナーを平成19年11月に江原道で開催することで両県・道が合意し、交流が再開。

 平成19年には、科学技術、学術といった学官の交流から漁業者等を含めた産学官の交流へ発展するため、覚書を改正した。
1 沖合、沿岸、内水面の水産関係団体からの情報提供を受けることができた。
 ・日本水産資源保護協会負担金・・・コイヘルペスの補償、漁病等の情報提供
 ・漁業情報サービスセンター年会費、負担金・・・漁況、海況の情報提供
 ・漁業指導監督用海岸局運営費負担金・・・漁業指導監督用無線使用負担
 ・漁場油濁被害対策事業費負担金・・・国が実施する共済制度

2 水産振興局内での連絡調整が必要な業務を集約的に実施し、円滑な業務の運営を図った。

これまでの取組に対する評価

 昨年度は共通資源のハタハタをメインテーマに水産セミナーで情報交換し、共同で資源管理の先進地である秋田県視察を実施するなどこれまでより一歩前に進んだ取組となった。
 水産資源、漁業環境をめぐる厳しい情勢、環境は両県道で共通していることが多く、今後も両県道で主要資源の資源管理方策、回復プログラムの取組状況について情報交換を継続し、漁業者が行う流通販売、加工、観光等の漁村活性化対策についても引き続き情報交換を続けることには意義がある。
 職員の交流は双方の業務の負担など事情があり、数年間途絶えているが、H25年度セミナーでは、今後も必要に応じて検討し交流ツールの一つとして取り組むこととし、その代案として、共同で先進地視察やイベントを数人職員の相互・短期派遣で共同実施し、交流を図ることで合意した。
・漁業関係者等に様々な情報を効果的に提供することができた。
・現状にとらわれることなく、必要最小限度の経費で効果的に業務を行うよう、今後も随時改善を図っていく




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 23,611 0 0 0 0 0 0 11 23,600
要求額 26,426 0 0 0 0 0 0 10 26,416