現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 県土整備部公共の防災・安全交付金(海岸)
平成27年度
当初予算 公共事業  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:海岸保全費
事業名:

防災・安全交付金(海岸)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

県土整備部 河川課  改良担当 

電話番号:0857-26-7379  E-mail:kasen@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 387,800千円 14,754千円 402,554千円 1.9人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 72,000千円 10,835千円 82,835千円 1.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:387,800千円  (前年度予算額 72,000千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 目的


    【侵食対策事業】
    ○海岸保全施設(人工リーフ)の新設・改良等により海岸侵食の防止を図る。
    【津波対策事業】
    ○津波浸水シミュレーション等を踏まえた海岸堤防等の強化対策を図る。

2 事業の必要性

【浸水対策事業】
《岩美海岸》
  • 自然環境にも恵まれ山陰海岸国立公園の一部となっている岩美海岸は、海水浴場として利用客が多く、鳥取県を代表する観光地であるが、長年の海岸侵食により汀線の後退が著しいため、白砂青松を保全するためにも当海岸の侵食対策を早急に行う必要ある。

《湯山海岸》
  • 冬季風浪や沿岸流等により砂浜の侵食が進行し、環境省から「快水浴場百選」に選定された「砂丘海水浴場」への影響が深刻な問題となっており事業着手した。鳥取県東部を代表する観光地「鳥取砂丘」の一部をなす当海岸の侵食対策を早急に行う必要がある。

《岩美海岸(陸上地区)》
  • 自然環境にも恵まれ山陰海岸国立公園の一部となっている当該海岸は、海水浴場として利用客が多いが、近年、冬季風浪等による侵食が著しいため、H24年度から外部の有識者らから構成される「岩美海岸(陸上地区)侵食対策検討委員会」を設置し、対策方針について議論しているところ。
  • H25年度に開催された当該委員会の意見も踏まえ、H26年度から侵食対策(養浜工)に向けた詳細設計を行う。

【津波対策事業】
  • 鳥取県では、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う大津波を踏まえ、「鳥取県津波対策検討委員会」を設置し、暫定的に津波対策を実施しているところ。
  • 平成27年度以降は、津波浸水シミュレーション等を踏まえた海岸堤防等の強化対策を実施していく予定。

3 事業内容

要求事業費 387,800千円

【侵食対策事業】
要求事業費 350,000千円
要求箇所数 3箇所
 (岩美海岸、湯山海岸、岩美海岸(陸上海岸))

【津波対策事業】
要求事業費  37,800千円
海岸堤防等の耐震性等調査

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

冬季風浪や土砂供給量の減少等により、年々、砂浜の侵食が進行し、国土保全や海岸利用に支障をきたしていることから、砂浜の回復と安定を図るため、海岸保全施設(人工リーフ)の整備を進めている。

これまでの取組に対する評価

これまで、侵食の著しい区間から順次整備を進めているため、効果が顕著に現れており、砂浜が回復している。
残区間については、継続的にモニタリングを行い、海岸状況を把握しながら、効率的・効果的な施設整備に努めることとしている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 72,000 36,000 0 0 0 32,000 0 0 4,000
要求額 387,800 193,900 0 0 0 174,000 0 0 19,900