事業背景
湖山池は、平成２４年１月に鳥取県及び鳥取市で策定した「湖山池将来ビジョン」に基づき、湖山水門を開放し、塩分濃度を東郷池レベルまで引き上げるとともに、湖山池の湖水循環を促進し、汽水域としての再生を目指している。また、本年５月に「第３期湖山池水質管理計画」を策定しており、当事業を湖内対策として位置づけている。
（基本理念）
・『恵み豊かで、親しみのもてる湖山池』を目指して
（目指す姿）
・良好な水質、豊かな生態系、暮らしに息づく池（利活用の推進）
（目標塩分濃度）
・東郷池程度（2,000〜5,000ppm）
事業目的・内容
○浚渫（福井地区沖） Ｖ＝４２，０００m3（１4ha、t=３０cm）
・湖内対策として、福井地区の底泥の部分浚渫を実施。水質浄化のために湖底からリンを除去することが有効であることから、底泥浚渫を実施する。
○浅場造成（なぎさ護岸） L=１，１００m
・浅場を造成することにより、水際にヨシ等の植生の回復を促し、多様な生物生息空間の創出と水質浄化効果の発揮を図る。
○覆砂（瀬地区沖） Ｖ＝２７０，０００m3（90ha、t=３０cm）
・湖山池の底泥浚渫と併せて覆砂を実施することにより、湖泥からの栄養塩類の溶出を抑制し、湖内負荷を軽減する。
要求方針
国認証増に基づき増額要求を行う。
要求内容
１２２百万円 → ２１９百万円（＋９７百万円）