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平成27年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

国道29号日本風景街道推進事業

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地域振興部 とっとり暮らし支援課 中山間・まちなか振興担当  

電話番号:0857-26-7961  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 3,200千円 1,553千円 4,753千円 0.2人
3,200千円 1,553千円 4,753千円 0.2人

事業費

要求額:3,200千円    財源:単県 

事業内容

1 事業の背景・狙い

 新たな情報発信ツールとして鳥取県と兵庫県にまたがった沿線地域が官民連携して魅力の発掘と発信を行いながら「日本風景街道」へ登録することを通じて、地域一体の活性化を図る。

     H26.6県議会一般質問において、鳥取自動車道全線開通により交通量が減少した国道29号沿線活性化策として提案され、H26.10に開催された兵庫・鳥取知事会議において、両県連携して取り組むことについて合意された。
     官民挙げた推進体制と活動の広がり・厚みが日本風景街道への登録とその後の継続的な取組のために重要であり、民間主体の推進組織を立ち上げていく(4月にワーキングを開催)。
     また、4月11日に若桜鉄道のSL・DL試験走行が実施された沿線地域の盛り上がりと併せ、地域一帯の魅力を発信していく。

2 事業の内容・所要経費

(1)沿線の魅力向上・発信の取組 ・・・1,400千円
 ○バイクツーリングコースとしての沿線マップの作成
    ・国道29号は自動車の交通量が少なく適度な曲線を描くため、バイクツーリングコースに適している。ライダーを対象に誘客を図るため、ライダーのニーズが高い情報(屋根付きのバイク駐輪場、トイレ、ビュースポット、ガソリンスタンド及び食事処の所在等)を盛り込んだ沿線ガイドマップを兵庫県と共同で作成し、道の駅や観光案内所等で配布する。
  【所要経費】 50万円(制作委託)

 ○沿線の魅力を発信するタイアップ特集記事の掲載
    ・山陰地方の魅力を中心に発信している出版社とタイアップして、沿線の歴史や風土、人々の姿などを描き出す特集記事を掲載、発行する。
  【所要経費】 50万円(制作・掲載委託)

 ○関西圏での国道29号線沿線への誘客キャラバンの実施
    ・阪神間の集客施設(ショッピングモール等)において、国道29号線沿線への誘客を促進するキャラバンを展開する。
  【所要経費】 40万円(イベントブース設置委託等)

 ○食を通じた沿線の魅力発信
    ・ジビエ等の食を通じた国道29号線沿線の魅力を発信する。(東部振興課「幸せはこぶ福(29)ロード」事業において実施)
 ○沿線の環境づくりの取組
    ・道路管理者や県関係部局と連携し、来訪者がアクセスしやすい環境づくりや住民と連携した沿線美化などに取り組む。
(2)沿線の住民主体の機運の醸成 ・・・1,800千円 ○日本風景街道シンポジウムの開催
    ・周辺地域で一体的に日本風景街道の取組への機運醸成を図るため、日本風景街道シンポジウムを開催する(H27秋期想定)。
  【所要経費】 40万円(会場費、講師謝金ほか)
  ※鳥取環境大学等で開催

○小中学生等よる沿線のフォトイベントの開催
    ・地元出身の写真家が指導し、地元の写真館や地域おこし協力隊なども協力して、小・中学生等が地域の魅力あふれる写真を撮影し、道の駅や鉄道施設、東京アンテナショップなどで展示することにより、住民主体で一帯の地域の魅力を発信していく。
  【所要経費】 105万円(材料代及び指導料、展示物作成等)

○風景街道に係る住民主体の活動への支援
    ・国道29号周辺の地域の植物を活かした住民による緑化推進や環境美化などの活動に対して支援する。
  【所要経費】 5万円×5団体=25万円(補助金)

○風景街道ワークショップの開催
    ・沿線の市町や関係団体(住民団体含む)に風景街道の理念を浸透するため、先進事例の視察や、テーマ別ワーキングの開催による地域資源の再発見の取組を行う。
【所要経費】 2万円×5回=10万円(会議費及び視察経費)

○兵庫県と連携した取組
    ・兵庫県(西播磨県民局)も、イベントの共催や兵庫県内での勉強会、ワークショップの開催のほか、沿線市町や住民団体等への機運の盛り上げの働きかけを行う。(西播磨県民局の枠予算で対応)

(3)事業推進の取組
○既存の沿線振興に係る協議会組織を中心に事業を進めながら活動を広げていき、それらの活動に新たな団体を巻き込んで盛り上げを図り、登録申請の母体となる組織確立を目指す。
    ・国道29号周辺兵庫・鳥取地域振興協議会:鳥取県、兵庫県、鳥取市、八頭町、若桜町、宍粟市等沿線自治体のほか関係の商工会等で構成する組織

3 今後のスケジュール

平成27年度以降
ワークショップや各種シンポジウムの開催などを通じて、民間推進母体を形成しながら住民機運を盛り上げていく
・H27年5月
 民間主体の登録推進母体の準備会開催
・H27年内めど
 登録申請→日本風景街道への登録

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

兵庫県と鳥取県の国道29号周辺地域の行政及び関係団体により「国道29号周辺兵庫・鳥取地域振興協議会」を組織し、周辺地域が連携してPRイベント(ニク(29)ロード推進事業)や情報発信等を実施している。
しかしながら、鳥取自動車道の全線開通により戸倉峠方面の交通量は大幅に減少していることから、地域をあげての情報発信や集客による地域活性化の必要性が高い。

これまでの取組に対する評価

このため、新たな情報発信ツールとして鳥取県と兵庫県にまたがった沿線地域が連携して「日本風景街道」への登録を実現し、沿線地域の活性化を図る。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 3,200 0 0 0 0 0 0 0 3,200