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平成27年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

小さな拠点モデル促進事業

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地域振興部 とっとり暮らし支援課 中山間・まちなか振興担当  

電話番号:0857-26-7129  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 11,000千円 0千円 11,000千円 0.0人
11,000千円 0千円 11,000千円 0.0人

事業費

要求額:11,000千円    財源:基金 

事業内容

1 事業目的

中山間集落の暮らしを確保するための手段として、「小さな拠点」づくりを進めるために、周辺集落の意識向上を図り、集落の自主的な取組及び活性化を図るとともに、小さな拠点を核とした生活支援システムをモデル的に構築する。

    ※「小さな拠点」とは、必ずしも生活に必要な施設を中心地に集約・整備するものではなく、旧小学校区を範囲とした生活圏で生活に困らないための仕組をいう。

2 事業内容

(1)小さな拠点検討支援事業
 市町を中心に、集落や広域的地域運営組織等での積極的な話合いを促進するため、市町、住民、有識者等による「小さな拠点検討委員会」(仮称)を設置し、その話合いにより明確になった課題解決に向けた取組、拠点づくりの計画策定、実現に必要な研修会等の開催経費や試行的取組に対し、県のモデルとして支援する。
    ■モデル地区(検討委員会)への取組支援 
      活動経費500千円×県補助率2/3×6地区
    【想定地区】
    現在、とっとり集落創造シートを活用した話合いが開始している集落、広域的地域運営組織をモデルに、小さな拠点づくりへとつなげる。
    • 鳥取市気高町殿
    • 伯耆町添谷集落
    • 伯耆町三部二区集落
    • 南部町鶴田集落
    • 二部地区活性化機構(伯耆町)
    • 南さいはく地域振興協議会(南部町) 
(2)とっとり式生活支援システム整備事業
     小さな拠点を核とした、とっとり式生活支援システムの実施に必要な施設、車両等の整備支援
      ■事業実施者への経費補助:県1/10、市町1/10
        (自己負担は民間の助成制度を活用)
      【想定地区】
      現在、道の駅等の拠点構想のある地域を対象に支援する。
      • 江府町(道の駅、あいきょうを中心としたサロン)
      • 日南町(道の駅、コンパクトビレッジ)
      • 岩美町(道の駅、JA移動販売)

(3)とっとり式中山間地域スモールビジネスシステム構築事業
    小さな拠点を核とした、とっとり式中山間地域スモールビジネスを構築するための検討・検証を委託する。併せて、大学等と連携し、ビジネスとして成立するのかどうか検討を行う。
    ※とっとり式中山間地域スモールビジネスとは、
      ●移動販売と農産物集荷・販売、配食サービスなどの連携ビジネス

      ●過疎地有償バスを活用した農産物集荷、宅配サービスなどの連携ビジネス

      ●移動販売と観光特産品開発に向けた集落高齢者への作業委託などの連携ビジネス

      ■市町又は事業実施者への委託経費1,000千円/地区

3 要求額 11,000千円

要求額
内訳
    

2,000千円
【小さな拠点検討支援】
・集落コミュニティ活性化に要する経費
・小さな拠点の計画策定に要する経費
(研修費、講演会等開催、話合いによる試行的な活動経費等)
333千円×6地区
6,000千円
【とっとり式生活支援システム整備事業】
実施に必要な施設、車両等の整備に要する経費
2,000千円×3地区
3,000千円
【とっとり式中山間地域スモールビジネスシステム構築】
・検討、検証に必要な委託経費
1,000千円×3地区
【支え愛基金充当】

4 背景・課題

地方創生として、中山間地域での生活拠点として複数集落を連携させた「小さな拠点」づくりの動きが活発化している。
しかしながら、小さな拠点は行政が運営するものではなく、実際に利用する旧小学校地区の数集落で運営されるべきもの。

そのためには、まず集落住民への認知と小さな拠点運営への参画を促進することが必要。

集落や広域的地域運営組織での話合いを基本に、集落コミュニティの活性化を図ると共に、小さな拠点への参画検討を市町と連携しながら促進する。

話合いのきっかけとして、県が開発した「とっとり集落創造シート」を活用し、集落の現状や将来の見通し等身近な話題から始める。

その話合いの中から生まれた解決策を支援しながら、小さな拠点づくりへとつなげていく。

また、既に拠点整備の動きがある。

  • 江府町の地域の買い物と見守りを担う「あいきょう」を中心に住民の暮らしが守られている。
  • 日南町では、町の中心地に暮らしに必要な設備をまとめるコンパクトビレッジ構想が進められている。
  • 岩美町では、新設される道の駅を中心に暮らしに必要な店舗等の整備が進められている。
⇒ これらの取組について、全国モデルとなる支援体制について協議を開始したところ。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 11,000 0 0 0 0 0 0 11,000 0