あんしんトリピーメールの障がい者などへの配慮手法については、本年度の重要課題として、「障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト」の中で、情報アクセス・コミュニケーション支援として取り組まれてきており、その中で障がい者を含めたユニバーサルな分かりやすい表記に向けた対応として「視覚的にわかりやすい背景色(カラー)メール」について、
・障がい者の暮らしやすい鳥取PTの中で検討事項となっていること
・上記の取組の一環で、聴覚障がい者団体から具体的な要望をいただいていること
・県議会会派要望があること
・近年、全国的に大規模被害が頻発していることなどを踏まえて、平成27年10月から運用開始ができるよう、平成27年度当初要求を行うものである。
なお、その他の聴覚障がい者等に配慮した手法については、34道府県で「住民向け防災情報提供メール」の取組が行われているが、1県のみで本県と同様に「簡潔でわかりやすい配信文面を実施」という状況であり、背景色(カラー)メールについて、障がい者への理解と共生を県民運動として推進するあいサポート運動の発祥の地である鳥取県において、都道府県レベルで初の導入を目指すものである。
また、「簡潔で分かりやすい配信文面の見直し」については、今年8月から10月にかけて以下の観点から関係部局・市町村と共に実施した。
【参考(見直しの観点)】
・冒頭に結論的表記を行うこと
・ひらがなを比較的増やすこと
・難しい言い回しや専門用語について、可能な範囲で平易な表記に置き換えること
・重複した表現を省略するなど、文字数を減らすよう留意すること