これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成２１年度から米子市、倉吉市、南部町が、２２年度から智頭町が、２４年度から江府町が事業に取り組み、地域資源の洗い出しや、ネットワーク形成、認知症に係る普及啓発や早期発見に関する取組みなどを実施してきている。
県としては、認知症施策推進会議を設置することにより、当該取組の情報収集や普及啓発などを実施してきた。
当該事業は国の事業の統廃合により、平成２３年度からは認知症疾患医療センター等医療機関とサービス事業所や地域などとの連携を図ることに重点が置かれている。
また、認知症クリティカルパスの導入を個別に検討するため、平成２４年度から認知症疾患医療センター倉吉病院を中心に会議の場を持っている。
これまでの取組に対する評価
各地域での取組みは推進会議を始め様々な形で啓発されてきている。地域性が表れる事業であるため、同様の取組みを他地域へ普及ということにはならないが、それぞれの地域が実情に合わせた形の事業に取り組むきっかけになっている。
認知症クリティカルパスについては、平成２４年度現在、会議参加医療機関同士の医療連携を試行的運用を実施しており、中部圏域での医療連携の一助となることが期待される。