現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 教育委員会の県立智頭農林高等学校学科再編に伴う施設設備整備事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育財産管理費
事業名:

県立智頭農林高等学校学科再編に伴う施設設備整備事業

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教育委員会 教育環境課 高等学校整備・情報化担当  

電話番号:0857-26-7507  E-mail:kyouikukankyou@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 27,192千円 9,318千円 36,510千円 1.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:27,192千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

 智頭農林高等学校の学科再編に伴い必要となる施設・設備を整備する。

     これまで智頭町や地元商工会等と協議を重ね、地域の支援を受けながら地域と連携した教育活動を行うこととし、その実現のための整備を行うもの。
     なお、本要求では既存施設を最大限利活用しながら必要最小限の整備を行い、その成果を見極めながら次年度以降の整備を検討していく。

2 事業内容

 新設される「地域活動コース」及び「地域福祉コース」で生徒が学ぶために必要な以下の施設・設備の整備を行う。

    1.農産加工実習室を食品加工実習室へと改修する。また、大型ミキサー等の食品加工実習に必要な備品を購入する。
    2.既存教室のバリアフリー化等を行うことで、園芸・福祉実習室へと改修する。
    3.介護用ベッド等の福祉実習に必要な備品を購入し、介護実習室へ配備する。
    4.既存教室を改修してICT教室とする。
     など
    ※その他、ICT教育推進のためのICT機器整備を行う。(教育の情報化推進事業費) 

3 生徒数と進路

●生徒数(H26.5.1時点)
学科名
1年
2年
3年
農業学科園芸科学科
20
18
15
53
森林科学科
21
24
20
65
生活環境科
16
26
25
67
57
68
60
185

 ●主な進路状況
<就職>
・グッドヒル(株)・智頭町森林組合 ・八頭中央森林組合 ・鳥取いなば農協  など
<進学>
・鳥取大学 ・日本大学 ・鳥取短大 ・県立農業大学校
・日本調理製菓専門学校 ・山陰中央大学校 など

3 現状・整備の必要性

智頭農林高等学校は、農林業を主体とした教育を行い、これまで地域を支える多くの人財を育成してきた

    ・農業教育の果たすべき役割は変化してきており、農業の6次産業化や地域連携を取り入れるなど、時代や社会のニーズに合った農業教育への改革が必要
    ・これまでの教育農業技術を教える学習が中心となっており、生徒の自ら学ぶ意欲と姿勢を育てるという点で不十分
    ・この現状を打破するため、農業教育を基本とした地域と顔の見える連携を推進し、積極的に地域の教育資源を学校に取り入れることが必要
    ・ふるさと創造学科(仮称)を創設し、地域と連携し、地域の資源を生かした特色ある教育を実践
    コース
    概要
    地域活動コース・集約した農業施設を活用した専門的な知識・技術の習得
    ・地域特産品の開発及び地元の商店街で販売する起業家教育
    など
    地域福祉コース・福祉施設等における自習をとおした福祉マインドの育成
    ・福祉に関する基礎的な知識や技術の習得
    など

4 要求額内訳

(単位:千円)
区分
項目
施設整備
食品加工実習室
13,719
園芸・福祉実習室
5,188
ICT教室
417
普通教室・選択教室の無線LAN整備※教育の情報化事業で要求
備品整備
食品加工実習室(商品保管用冷蔵冷凍庫・大型ミキサー等)
4,434
介護実習室(介護ベッド、電子ピアノ等)
1,641
ICT教室(机)
924
物品整備
介護実習室(車椅子、ポータブルトイレ等)
240
ICT教室(椅子)
629
その他
タブレット等のICT機器整備※教育の情報化事業で要求
27,192

学科再編イメージ



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・農業者育成につながる教育を主体に行い、これまで地域を支える多くの人材を育成してきた。
・農業の基本的な知識を習得させる学習に重点をおいて取り組んできた。

これまでの取組に対する評価

・農業の基本的な知識を習得させる受け身の学習が中心であり、生徒が自ら学ぶ意欲と姿勢を育てる点で不十分と考えている。
・農業の基本的な知識の習得は今後も必要であるが、積極的に地域資源を取り入れ地域と連携した特色ある教育を実施することが必要と考えている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 27,192 0 0 0 0 0 0 0 27,192