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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地総務費
事業名:

みんなで取り組む農山村保全活動支援事業

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農林水産部 農地・水保全課 企画・保全支援担当  

電話番号:0857-26-7336  E-mail:nouchi-mizu@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 17,481千円 18,636千円 36,117千円 2.4人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 15,946千円 7,739千円 23,685千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:17,481千円  (前年度予算額 15,946千円)  財源:財産収入 

事業内容

1 事業概要

「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益を活用し、農業生産基盤を集落・地域が多様な外部サポーターと共に共同活動により保全する取組みについて支援を行う。

2 背景・目的

中山間地域では高齢化・担い手不足が進行し、集落・地域だけでは農業生産基盤の維持管理が困難となってきている地域が増加してきており、閉塞感も高まっている。こうしたことから、農業・農村の保全意識を高め、新たな活動により生産基盤の保全を行おうとする集落・地域等について、農山村ボランティアを始めとし、地域貢献に前向きな企業や市町村や自治会等、多様な外部サポーターとの協働による資源保全活動の活性化を図る。そして、実情に即した、低コストかつ持続可能な農業・農村の保全活動の活性化を目指し、新たな地域の担い手となるリーダーを創出することで、地域振興を図る。

3 事業内容

(1)共生の里推進加速化事業  2,900千円

     高齢化、後継者不足等の問題を抱える農山村と、社会貢献に前向きな企業のマッチングにより、企業・農村の双方にメリットがある持続的な資源保全活動や営農支援、6次産業化などの取組みを行うための協定締結を推進する。
     企業と集落・地域が連携し、農地・用水路・農道などの地域資源保全活動や、営農支援、特産品開発に必要な経費を支援する。
     ○事業主体

      市町村 
     ○新規取組協定数
      3協定
     ○対象経費
      ・草刈り機、チェーンソーのリース代(使用料及び賃借料)

      ・大鎌、スコップ・ホーク、鎌、草刈り機の替刃等の資材購入 

      ・協定締結に向けたワークショップ開催経費  

      ・交流会で試食する地元食材活用型創作料理の購入

      ・その他活動に必要な経費

     ○補助金

      補助率 県2/3 市町村1/3 上限600千円/地区

     ○要求額 2,900千円

       補助金 1,200千円

       事業及び活動内容の宣伝広告費 1,700千円


    (2)とっとり農山村資源保全活動推進事業  11,727千円
     農業生産基盤の維持管理が困難となってきている集落の増加に対応するために、県や市町村を越えた広域的なボランティアの人材派遣が可能となるよう、市町村と連携してボランティア派遣事務を行う事務局業務を、県東部、中部、西部地域の3団体に委託する。

    (3)とっとり井手・ため池保全活動推進交付金  600千円
     農山村ボランティアの受入集落で、更なる地域活動の高度化を目指す取組みに対し、定額で支援する。
     ○事業主体
      集落、地域協議会、土地改良区等
     ○事業予定地区
      2地区程度
     ○対象経費
      事業を実施する上で、必要な経費
     ○交付金
      補助率10/10とし、上限300千円/地区
     ○要求額 
      600千円

 (4)むら・まち支え合い共生促進事業  600千円
 都市部(県内4市の市街地)の町内会や地区公民館単位の組識が、その上流部に位置する農山村や中山間地域等の集落と「里ムラ」協定を締結。農山村資源維持保全作業を協働で行うとともに、耕作放棄地を利用した野菜作り等による農作業・農村体験を実施し、市街地住民の農業・農村保全意識の啓発や、子どもたちへの食育につなげる。
 ○事業主体

  市町村 
 ○H27年度中目標協定数
  3協定
 ○対象経費
  ・草刈り機、チェーンソーのリース代(使用料及び賃借料)

  ・大鎌、スコップ・ホーク、鎌、草刈り機の替刃等の資材購入 

  ・里ムラ保全に向けたワークショップ開催経費  

  ・収穫、料理教室等のイベント開催経費

  ・その他活動に必要な経費

 ○補助金

  補助率 県2/3 市町村1/3とし、上限300千円/地区

 ○要求額 

  600千円

    (5)委員会開催費  85千円
    平成27年度中に委託期間が終了する、農山村ボランティア事務局業務について、平成28年度以降の受託団体の選考を行うための委員会を開催する。

4 要求額

事業名
事業費
    (11月補正債務負担)

    とっとり農山村資源保全活動推進事業

(12,477)
11,727
    とっとり井手・ため池保全活動推進交付金
(1,500)
600 
    むら・まち支え合い共生促進事業
( - )
600
共生の里推進加速化事業
( - )
2,900
    農山村ボランティア事務局受託業者選定委員会
(85)
85
井手・ため池保全活動推進交付金事業報告会
(170)
-
じげの農業復興支援事業
(464)
-
    基金積立金
(1,050)
1,069
    標準事務費 他
(200)
500
    合計
(15,946)
17,481

◆ 財源 ◆
 当該事業の財源として、「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益等を充当する。
  ・基金残高(平成26年度見込) 1,208,773千円
  ・平成27年度運用益(見込み) 17,742千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○農山村ボランティア
  農山村集落において、ボランティア派遣を行った。
  (支援内容)
  ・竹の伐採、稲刈、草刈、イノシシ柵の設置、水路清掃等

○井手・ため池保全活動推進交付金事業
 県内において保全活動の活性化を目指す取組を支援   


○【廃止】じげの農業復興プロジェクト支援事業
 ・集落による農業が継続できる仕組の意見交換を開催。(琴浦町)
  H25年度は実績なし

これまでの取組に対する評価

○農山村ボランティア
 集落住民だけでは解決困難な水路清掃や、竹林伐採などへボランティアを派遣し、地域住民の活力向上に役立った。

○井手・ため池保全活動推進交付金事業
 「農地・水保全支援員」の支援・協働の取組により、地域活動を高度化し、集落の継続につなげることができた。また、交付金を活用しボランティア等受入れに必要な環境を整えることで、次年度から集落自ら活動を行うことができ、自立につながった。

○じげの復興  プロジェクト支援事業
  市町と共にワークショップや座談会を開催し、耕作放棄地の現状や今後も農業を続けることのできる方策について話し合いを行ったことで、住民自身すら気が付かなかった地域の再評価につながった。
しかし、研修会の要望がほとんどないため次年度から廃止とする。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 15,946 0 0 0 0 0 15,946 0 0
要求額 17,481 0 0 0 0 0 17,481 0 0