事業の概要
一般県道河原インター線(愛称:かわはら八頭フルーツライン)の道路法面を利用して、公募により決定した民間事業者が太陽光発電を実施する。
太陽光発電を見渡せる場所に取組をPRする「とっとり次世代エネルギーパーク」施設の整備を検討する。
事業の目的
発電施設の設置・管理運営を実施する民間事業者は、太陽光発電によって得た売電収入により、道路の維持管理を実施する。
それにより、年間約740万円の維持管理費(除草等)の節減を図ることが出来る。
また、当該事業を、本県が取り組む「とっとり次世代エネルギーパーク」構想のエネルギー施設として位置づけるため、(その条件となる)見学を受け入れ、取組PRすることができる施設の整備を検討する。
事業の背景
平成25年4月1日の道路法改正により、発電施設も道路施設となった。
同様の事例を、佐賀県の有明海沿岸道路で実施済み。
鳥取県管理道路において、太陽光発電に適した道路は当該路線のみ。
・盛土が主体:切盛併用であると、日照率が低く発電効率が悪い。
・大規模な法面:太陽光発電は1区画が1事業所と認定されるため、小規模な法面だと効率が悪い。
・東西道路:南側斜面が多く確保出来るため、発電効率が良い。
事業の内容
平成27年度は、適地調査、事業の採算性、中国電力との協議資料作成、PR施設の設置検討を行う。
平成28年度当初から、民間事業者が事業を開始し、PR施設の整備を実施する。
事業費
C=7,906千円
調査検討費用:7,906千円