現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 県土整備部の日野郡除雪機械運転手の育成支援事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

日野郡除雪機械運転手の育成支援事業

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県土整備部 米子県土整備局 日野振興センター日野県土整備局維持管理課維持担当  

電話番号:0859-72-2044  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 2,400千円 0千円 2,400千円 0.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,400千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

事業の目的

日野郡においては、漸次、除雪機械運転手が減少し、郡内の冬期交通の確保が困難となると予想される。この状況を避けるため、郡内で新規に運転手となる若手人材を育成し、冬期も安心して暮らすことができる地域づくりを進める。

事業の背景・必要性

日野郡においては、除雪は冬期の生活・産業基盤の根幹をなす重要な業務である。除雪が滞ることは、流通が止まることや生命の危険にさらされることに直結する。

     郡内だけでなく、中海圏域にとっても当地域は隣接3県との交通の重要な経由地域となっていることから、流通や観光に与える影響は甚大である。
     しかしながら、郡内の除雪を取り巻く環境は、建設労働者の減少や高齢化ともあいまって除雪機械運転手の後継者不足が顕在化している。このまま対策を講じなければ、将来的に除雪機械運転手が不足する事態が生ずる。


    <郡内の民間除雪機械運転手数> 平成25年7月調査 時点未修正
     区 分 個人又は
    事業所数
     運転手
       数
    20代30代40代50代60代70代
    日南町     29     78  3 12  11  27  20  5
    日野町     16     33  3  7  5  4  13  1
    江府町     10     40  6  9  3  9  12  1
      計     55     151 12  28  19  40  45  7

事業の内容

 新規に除雪機械の免許取得に要する経費を町が助成する場合、県はその1/2を支援する。


(1)助成対象者

    将来、除雪業務を受託する意思を有する者で、郡内に事業所を置く法人又は郡内に住民票を有する個人(助成対象とする免許取得者は、個人にあっては郡内に住民票を有する者、法人にあっては郡外の居住者でも可とし、概ね40歳未満の者とする。)
(2)助成対象経費
    除雪機械の免許取得に要する教習料経費(一人当たりの町の助成上限額:40万円、町の助成割合は経費の2/3以内)

(3)平成27年度免許取得目標人数
   12名(町別内訳:日南町6名、日野町3名、江府町3名)

(4)事業期間
   3〜5年程度(免許取得状況を見ながら毎年見直し)

(5)その他
    助成対象者が、免許取得後3年以内に郡外へ転居するなどの事由が生じた場合、原則として助成経費全額を返還させることとする。

要求額

2,400千円 (町助成上限額40万円×12名(平成27年度)×1/2)

その他

・郡内の除雪機械運転手の自然減に加え、県現業技術員(日野は12名)のスリム化が検討されており、若手運転手の確保、育成が急務である。
・免許取得後の育成については、希望受託路線での同乗経験などのフォローアップなどの方策を除雪受託者の意見などを聴きながら検討していく。

(参考)申請のイメージ


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)平成22年度に設置された鳥取県日野地区連携・共同協議会(設置根拠:地方自治法第252条の2第1項)で、郡内の道路維持、除雪等の在り方が検討されてきた。除雪業務に関しては、平成23年度から県管理道の町への除雪委託を進め、平成26年度では約30路線総延長約160kmの車道除雪を町へ委託している。

(2)平成25年7月、同協議会道路維持等専門部会(事務局:江府町建設課)が今後の除雪の在り方の検討資料とするため、郡内の既除雪受託者(法人及び個人)へのアンケートを実施した。

(3)平成26年10月、同部会がアンケート結果、聞き取り等をもとに、除雪機械運転手の確保・育成の在り方をとりまとめ、同協議会幹事会(副町長レベル)へ報告され、当予算化検討へとつながった。

これまでの取組に対する評価

(1)同部会では、郡内3町及び県の連携及び共同化を目指し、道路維持、除雪受委託の試行事業を積み重ねつつあることは評価できる。
(2)同部会が、試行事業の継続実施に加え、除雪機械運転手の確保・育成の試行に取り組むことは、不足が確実視されている課題に対応する時宜を得たものと評価できる。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,400 0 0 0 0 0 0 0 2,400