現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 文化観光スポーツ局の米子空港国際定期航路利用促進対策費
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

米子空港国際定期航路利用促進対策費

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文化観光スポーツ局 観光戦略課 観光誘客室  

電話番号:0857-26-7310  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 13,977千円 13,977千円 1.8人 0.0人 0.0人
調整要求額 81,203千円 13,977千円 95,180千円 1.8人 0.0人 0.0人
要求総額 81,203千円 13,977千円 95,180千円 1.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:81,203千円    財源:単県   追加:81,203千円

事業内容

1 事業概要

<空の国際定期航路>

    (1)アシアナ航空運航経費支援
     米子ソウル便の安定運航を実現するためアシアナ航空に対して米子空港の着陸料、施設使用料等の経費を支援する。
    ※平成27年度〜29年度(3年間)の債務負担行為設定

    (2)山陰国際観光協議会負担金
    官民一体での利用促進を図るため、「山陰国際観光協議会国際定期航路利用促進委員会」に負担金を交付する。

2 事業内容

要求総額81,203千円(86,793千円)
<空の国際定期航路利用促進>
(1)アシアナ航空運航経費支援
   要求額71,203千円(76,793千円)

対象経費
補助率
補助金額
(千円)
着陸料、保安料、
航行援助施設利用料
3/4
36,528
空港ビル施設使用料
10/10
34,675
ハイジャック検査業務
-
0
※平成28〜29年度まで2年間の債務負担行為設定。

(2)山陰国際観光協議会・国際定期航路利用促進委員会負担金  要求額10,000千円(10,000千円)
 ※日本からの利用者を中心とした利用促進事業に要する経費への支援(団体旅行支援、パスポート取得支援、修学旅行貸切バス支援、商品造成支援等)

  国際定期航路利用促進委員会の全体事業費 30,000千円
    (内訳)県 10,000千円、市町村・民間等 20,000千円

3 期待される効果

(1)地域居住者の便益
・ 国際空港アクセスに要する時間の短縮効果、交通費の削減効果
(2)外国人来訪者増加による経済波及効果
  →
(3)その他の効果
<国際空港があることによる効果>
・定期便就航による、税関等CIQの機能の常備
  →海の定期便(DBSクルーズフェリー)の就航実現や各種チャーター便の誘致、外国クルーズ船誘致の増加
国際都市としてのブランド化
・知名度向上
・企業誘致のアピールポイント
・地域産業の国際化・高度化
・国際会議や展示会などのMICEの誘致に有利
・韓国や北東アジア諸地域との国際交流の推進に寄与
・韓国及び韓国経由その他外国への渡航による県民の国際 感覚の醸成 等

4 現状・背景

○米子ソウル便は平成13年4月の就航以来、観光、ビジネス、国際交流など幅広い分野で、地域・県民に大きな便益や成果をもたらし、多くの県民の方々にとってなくてはならない存在となっている。

○現在、週3便しかないことから、ビジネス客など利用者からは往復で利用しづらいという声もあり、韓国便がデイリー運行する近隣空港やLCCが就航している空港に利用者を奪われている現状もある。

<共通事項>
○外国からのインバウンド客の増加により、観光業を中心とした分野での経済波及効果は着実に上がっている。
○現在は、アシアナ航空や韓国旅行社・メディア等と連携したインバウンド対策の結果、韓国での鳥取の知名度は上昇し、韓国からの米子ソウル便及びDBSを利用した来県者は、平成26年7月に過去最高を記録するなど、増加傾向にある。
○厳しい日韓関係の情勢により日本人の「韓国離れ」は深刻化していることから、今後は仁川経由の第3国行き利用者の開拓など日本人利用者の底上げを図る必要がある。
○人口減少が進む日本(鳥取県)にとっては、海外からの誘客による経済活性化は避けては通れない道。
○国策として、訪日外国人旅行者数を2000万人まで伸ばし、2030年には3000万人を目指している。
また、訪日外国人旅行者は、円安傾向やビザ発給要件の緩和などを背景に増加している。
○今後、2015年は日韓国交正常化50周年、また、2018年には友好交流地域江原道平昌での冬季オリンピック開催、日本では2020年に東京オリンピックが予定されており、今後も両国間で多くの方が行き来する見通し。
○こういったことから、鳥取県と韓国を結ぶ空と海の国際定期航路は今後は需要拡大が見込め、必要不可欠な路線である。

 


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取り組み状況
 ・米子−ソウル国際定期便の安定運航を図るため、インバウンドを中心に様々な利用促進対策を実施しているところ。
  〔インバウンド〕
   ホームショッピングによる鳥取県旅行商品の販売促進
   韓国人気番組のロケ招致
   韓国旅行社・メディアFMAツアーの実施
   各種広報の実施
  〔アウトバウンド〕
   アシアナ山陰ファンクラブの会員拡大
   アシアナ航空山陰支店、韓国観光公社と連携した魅力的な商品造成
   各種利用促進PR   
   県内旅行社・メディアFAMツアーの実施   

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
 ・交流事業など米子-ソウル国際定期便を利用した継続性のある利用需要が安定しつつある。
 ・だが、日韓両国の政治的関係や為替、経済状況等の要因により利用者数が増減するなど、未だ路線が安定していない状況ではあるが、
  恒常的なアウトバウンドの利用促進と併せ、インバウンドの低迷時には日本人利用者向けに支援の拡充や緊急対策を講じるなど、
  国際定期航路利用促進委員会を中心とした積極的な取り組みもあり、継続運航が実施されている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 81,203 0 0 0 0 0 0 0 81,203
保留・復活・追加 要求額 81,203 0 0 0 0 0 0 0 81,203
要求総額 81,203 0 0 0 0 0 0 0 81,203