要求総額81,203千円(86,793千円)
<空の国際定期航路利用促進>
(1)アシアナ航空運航経費支援
要求額71,203千円(76,793千円)
対象経費 | 補助率 | 補助金額
(千円) |
着陸料、保安料、
航行援助施設利用料 | 3/4 | 36,528 |
空港ビル施設使用料 | 10/10 | 34,675 |
ハイジャック検査業務 | - | 0 |
※平成28〜29年度まで2年間の債務負担行為設定。
(2)山陰国際観光協議会・国際定期航路利用促進委員会負担金 要求額10,000千円(10,000千円)
※日本からの利用者を中心とした利用促進事業に要する経費への支援(団体旅行支援、パスポート取得支援、修学旅行貸切バス支援、商品造成支援等)
国際定期航路利用促進委員会の全体事業費 30,000千円
(内訳)県 10,000千円、市町村・民間等 20,000千円
○米子ソウル便は平成13年4月の就航以来、観光、ビジネス、国際交流など幅広い分野で、地域・県民に大きな便益や成果をもたらし、多くの県民の方々にとってなくてはならない存在となっている。
○現在、週3便しかないことから、ビジネス客など利用者からは往復で利用しづらいという声もあり、韓国便がデイリー運行する近隣空港やLCCが就航している空港に利用者を奪われている現状もある。
<共通事項>
○外国からのインバウンド客の増加により、観光業を中心とした分野での経済波及効果は着実に上がっている。
○現在は、アシアナ航空や韓国旅行社・メディア等と連携したインバウンド対策の結果、韓国での鳥取の知名度は上昇し、韓国からの米子ソウル便及びDBSを利用した来県者は、平成26年7月に過去最高を記録するなど、増加傾向にある。
○厳しい日韓関係の情勢により日本人の「韓国離れ」は深刻化していることから、今後は仁川経由の第3国行き利用者の開拓など日本人利用者の底上げを図る必要がある。
○人口減少が進む日本(鳥取県)にとっては、海外からの誘客による経済活性化は避けては通れない道。
○国策として、訪日外国人旅行者数を2000万人まで伸ばし、2030年には3000万人を目指している。
また、訪日外国人旅行者は、円安傾向やビザ発給要件の緩和などを背景に増加している。
○今後、2015年は日韓国交正常化50周年、また、2018年には友好交流地域江原道平昌での冬季オリンピック開催、日本では2020年に東京オリンピックが予定されており、今後も両国間で多くの方が行き来する見通し。
○こういったことから、鳥取県と韓国を結ぶ空と海の国際定期航路は今後は需要拡大が見込め、必要不可欠な路線である。