〇建国4年目を迎える「まんが王国とっとり」の国づくりに当たっては、これまでの事業を点検しつつ、外部の専門家の視点を入れながら取捨選択と重点化を行う。
・ 予算編成においては、県政アドバイザリースタッフ等との意見交換を実施
・ 予算執行においては、まんが王国とっとりプロデュース会議を新設し、外部専門家による事業全体に対するアドバイスを得て取り組む。
〇名探偵コナンミステリーツアーをJR西日本、関係市町等と連携して実施し、鉄道による誘客を図る。
〇昨年度の「鳥取砂丘コナン空港」の誕生によって、「米子鬼太郎空港」と併せ、本県は、東西に世界的に有名なキャタクターを愛称とする2空港を持つことをアピールし、海外・県外からの誘客を図る。
〇本県ゆかりのマンガ家の原画・原稿を受託し、分類・保存・整理・公開して、アーカイブ化を実証する。
〇なお、上記のほかに一般事業でも要求している。
(単位:千円)
事業区分 | 本年度要求額 | 前年度
当初予算額 | 増減 |
政策戦略事業 | 65,102 | 24,976 | 40,126 |
一般事業 | 144,336 | 223,817 | △79,481 |
計 | 209,438 | 248,793 | △39,355 |
※一般事業に観光戦略課からの移管事業(「怪フォーラム」出展)を含む。
※前年度当初予算額は、本年度の事業区分で分類。
○客観的な成果の検証、メリハリをつけた事業実施
・ これまでの取組により、まんがによる本県の認知度向上には一定の成果があったが、外部の視点を採り入れて客観的な成果の検証を行い、その効果・やり方の点検を行った。
・ 今後の取組の方向性として、次のように整理した。
(1) 県主導の大型イベントの実施から、市町村や民間の取組支援に軸足を移す。
(2) 当面、観光誘客にまんがを活かす取組を重点的に実施する。
(3) 国内外での情報発信事業は、知名度アップから観光振興や物産振興に直結する取組にシフトする。
(4) 市町村・民間の支援は自立を促す制度に改める。
(5) まんがに対する県民理解を深め、まんがの裾野を広げる取組を実施する。
○民間(プロデューサー的な役割)の力の活用
・ まんが王国とっとりプロデュース会議を新設する。