昨今、鳥取市鹿野町、大山町、琴浦町など県内でも地域組織・団体が中心となって空き家等の物件を掘り起こし、地域に必要な人材を移住者として呼び込む取組が始まっている。
(1)移住者受入地域組織・団体創出事業
(移住定住推進交付金による支援) ・・・8,000千円
いんしゅう鹿野まちづくり協議会、築き会(大山町)、コトウラ暮らし応援団といった、地域が必要とする人材を移住者として呼び込み活性化しようとする地域組織・団体を増やす。
<支援内容>
移住は手数料ビジネスが成り立たないことから、地域組織・団体にとっては安定的な活動資金の獲得が課題。
このため、将来の資金獲得に繋げていくための活動(空き家の掘り起こし・提供、農家レストラン、マルシェ、シェアハウス、農家民泊等)に取り組む地域組織・団体や、地域が必要とする仕事を持った人材、仕事を興せる人材を呼び込み地域を活性化しようとする地域組織・団体の取組を支援する市町村に対して財政支援を行う。
・補助率:市町村負担額の1/2
・限度額:4,000千円 ×2組織・団体
・最長3年間
(候補地)
・八頭町・CUEBICO(仮称)
・江府町・奥大山倶楽部
・岩美町(検討中) など
(2)地域おこし協力隊自主起業塾開催支援事業
(補助金による支援) ・・・450千円
<支援内容>
地域おこし協力隊員の中には、任期当初より起業を志し、任期満了後(通常3年間限度)に生業をおこそうとする方もある。
こうした志ある県下の隊員が一所に集い、外部講師等を招いて自主的に起業塾を開催するなど、自立に向けた取組に対して支援する。(平成26年度からの継続)
・補助率:10/10(県直接補助)
・限度額:150千円 ×3グループ
(昨年度実績)
・2件(大山、日野各町を舞台とした全県単位での起業塾)