これまでの取組と成果
これまでの取組状況
各種事件の発生時には、早期に現場臨場し、客観証拠物を適正な方法で収集確保し、迅速・的確に科学鑑定を行うことが重要である。その為には、現場鑑識活動の更なる徹底及び科学捜査の高度・推進化をすべく、関連資機材の整備を進めている。
○部内における鑑識技術コンクール、現場鑑識競技会の開催
○DNA型鑑定の実施
○薬毒物鑑定の実施
○犯罪者プロファイリングの実施
○指掌紋自動識別システムの活用
これまでの取組に対する評価
・現場鑑識活動に適した装備資機材を開発・改良するため、鑑識技術コンクールを継続して開催する必要がある。
・採取資料の適正な立証措置等現場鑑識活動全般にわたる幅広い教養を行い、捜査員の鑑識技術の一層の向上と現場鑑識体制の裾野を広げることを目的として、現場鑑識競技会を継続して開催する必要がある。
・裁判員裁判や公訴時効の見直しにより、客観的な証拠がより一層重視されるようになっている現状にあり、高度な科学鑑定の活用をより一層推進していく必要がある。
・より効率的で合理的な捜査を推進するため、科学的見地に基づく犯罪者プロファイリングを推進していく必要がある。