1 目的
鳥取空港、米子鬼太郎空港を発着する航空路線の利便性の向上と利用促進を図り、交流人口の増大によるヒト・モノ・カネの流れを生み出すことで、地域の活性化を図る。
2 要求のポイント
県内両空港を発着する航空路線の維持拡充と利便性向上を目的に両空港の利用促進懇話会、観光戦略課等と連携し、首都圏及び各就航先でのPR活動や旅行商品造成の働きかけを行う。また航空会社と連携した情報発信などの利用促進への取組を通じ、外国人を含む観光誘客など航空便を利用した交流人口の拡大と地域の活性化を図る。
○県内国内便の羽田、神戸、沖縄等を経由した国際便乗継利用、インバウンド誘客対策の強化
○鳥取空港愛称化に伴う東アジア地域等を含む、新たな空港利用者、利用圏域の拡大・誘客対策の実施
○国内LCC動向や利用者に対応した新しい路線就航への挑戦
3 県内空港を取り巻く状況
(鳥取砂丘コナン空港)
・政策コンテストでの東京便5便化2年目を迎え、着実な航空需要確保による5便継続を図る必要がある
・政策コンテスト関連の対策事業として、空港からの二次交通対策、インバウンド誘客対策、空港利用圏域の拡大対策等が不十分となっている
・空港愛称化に伴う中部圏域と空港との関連付け、一体となった周遊対策が必要
(米子鬼太郎空港)
・拡大した航空路線網の安定運航に向け、利用圏域拡大等、より一層の航空需要の拡大、創出が不可欠
・空港からの二次交通網の整備により、空港の魅力向上と県内宿泊への誘導を図る必要がある
4 事業見直し及び拡充状況
(事業見直し)
・航空会社タイアップによる誘客対策経費の見直し、削減(既存キャンペーンサイトの活用)
・重点施策分野における助成内容の見直し
・航空便を利用した交流活動支援の要件を見直し、緩和
(事業拡充)
・空港利用圏域拡大に向けた路線周知対策の強化(但馬地域、岡山県北、中海圏域)
⇒地元媒体活用、飲食店連携等により、地域活性化とリンクづけながら路線周知を図る
・鳥取空港愛称化に伴う賑わい創出経費の追加
⇒地元及び県外における愛称化の定着、誘客対策事業の実施
・空港からの二次交通対策として、但馬空港連絡バス運行支援経費(懇話会対応)、レンタカー商品支援等を強化
5 要求内訳
(参考)観光戦略課での要求概要(航空便誘客対策)