現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 地域振興部の全国の若者による学びの場とっとり創生事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

全国の若者による学びの場とっとり創生事業

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地域振興部 教育・学術振興課 高等教育・学術振興担当  

電話番号:0857-26-7814  E-mail:kyoikugakujyutsu@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算要求額 10,000千円 7,765千円 17,765千円 1.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,000千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1.背景

○人口の社会減をもたらす原因となっている都市・地域間格差の三大要素のうち、「学ぶ場」(他に「働く場」「暮らす場」)としての鳥取の魅力向上の取組みは最も不充分。

    ○「失われた20年」と言われる厳しい経済雇用情勢において、特に仕事も若者も集中する首都圏で、今までの価値観では通用しないことに気づいた高い志を持つ優秀な若者たちが、「社会の役に立つこと」を学ぶ(試す)場所として、地方における課題の現場を選び始めている。(例:海士町の海産物ブランド化や島前高校魅力向上など)

    ○人口最少県の鳥取県は、人口減少社会の課題解決能力を身に付け未来をより良く生きようとする、若者の学びの最適地。

              <平成25年版厚生労働白書−若者の意識を探る−より>

2.具体的ニーズ

既に次の事案について、各事業主体トップから本事業の活用による人材の発掘とその活動サポートを強く期待されている。

○町と連携した高校の魅力向上
      ※高校と連携した中山間地域の活性化事業(とっとり暮らし支援課要求中)の不可欠要素としてビルトイン
 … 智頭町(智頭農林高校)、岩美町(岩美高校)
○私学の一層の魅力向上 … 鳥取城北高校
○まちの魅力向上 … 株式会社まちづくり鹿野

2.目的

学校や自治体、まちづくり団体などの地域事業者に、創意工夫による活性化の取り組みを行う際に必要となる、気づきや刺激、学びを提供することにより、新たな発想や行動が可能となるような地方創生を実現するために、地域で学び、自分を試そうとする全国の優秀な若者が集まる仕組み「学びの場とっとり」を創る。

3.内容

○既に首都圏の優秀な学生や既卒者等の若者を、津和野(島根)や和気(岡山)等に呼び込んで高校の魅力向上等の自治体協働プロジェクトを成功させるなど、山陰や中国地方の中山間地域の特色や行政支援に最も実績のある社会問題解決事業者(株式会社FoundingBase:本社東京・共同経営者自ら地域専従)の力を借りて(委託実施)遂行する。
    ○学校・行政・企業等の課題保有者との協働により、特色のある問題解決型長期インターンシップを試行し、成功事例を魅力化。
     例)私立高校の魅力向上、少子化による空き校舎等遊休資源の活用、水産・地熱等の自然資源の活用研究等、問題解決の現場をインターンシップの場として教室化。

    社会問題や地域資源等の学びに役立つ事象の調査と解決に至る試行錯誤の過程を記録・整理することにより、魅力的な学習教材とノウハウを開発し蓄積。
     ※若者の学びのニーズと社会の各種主体が求める課題をマッチさせる手法や仕組みの創造。

    この過程を通じて、県内外大学等の幅広い研究者からの支援を仰ぎながら、首都圏の優良アカデミアとの関わりを強めたり、県内大学等との協働を行うことによって、新たな研究室や教育課程(学部やゼミ)の開設を誘導する

    <スケジュールと経費>
    年度
    H27
    H28
    H29
    内容
    ○インターンシップ試行
    ○問題解決教室(現場)の
      掘起し調査    <継続>
    ○教材開発 など ====>
    ○インターンシップ質量拡大本格化
    ○教材蓄積・教育体系化 など
    ○研究室・教育課程の開設・誘導
         など
    経費

    万円
    委託基本額
    (人件費
    /活動費)
    緊急雇用:(H27.3〜)
    地域おこ
    し協力隊
    (特交)
         基本額継続
    ============>
    (緊急雇用は、人件費:協力隊200+一財146.8、活動費:協力隊200(55.6縮減)に財源振替予定)

    +α(必要に応じた事業化経費)
     ============>
    プロデューサー*1名
    346.8
    /253.2
    アシスタント*2名
    200*2
    /200*2
    広報費
    /200
    600
    1000


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

鳥取環境大学をはじめとする高等教育機関や自動車学校等の一部の教育機関における学生募集や、インターンシップ受入れに積極的な地域によって、県外の若者を受け入れてきた。

これまでの取組に対する評価

◎若者の県外流出が続く以上、都市と地方の格差の要因である「学ぶ場」についての鳥取の魅力向上の取組みはまだまだ不充分。
◎若者が地域で活動する(学ぶ)際の様々な試行錯誤のプロセスの共有など経験値の蓄積が課題。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取環境大学を初めとする高等教育機関の教育内容の充実と地域貢献活動推進の支援

関連する政策目標

高等教育機関の研究活動を適切に評価し支援すること。高等教育機関の地域貢献が円滑に行われるよう支援すること。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 10,000 0 0 0 0 0 0 0 10,000