(1)コンソーシアム開催
関係者による意見交換、持ち込み企画の具現化など、アイディア出しを行うコンソーシアムを開催する。
<コンソーシアムメンバー(想定)>
・グローバルブランド力を有する民間事業者
・カード事業者
・地元事業者
・関係市町村
・地元商工会議所・商工会、観光振興団体
・鳥取県(商工労働部、観光交流局、中・西部総合事務所)
※観光ビジネスのシーズを持つ事業者が随時参画できる形とし、新事業展開の掘り起こしを行っていく。
(2)事業化支援
コンソーシアムメンバーが持つアイディアの具体化を支援する。
・グローバルブランド力を有する事業者と食・健康・スポーツを絡めた体験型観光による新たな観光ビジネスへの展開
・ビッグデータを活用した観光情報提供システム
・キャッシュレス化による観光地としての魅力向上
・マーケティングやデザイン力に長けた事業者による観光マップの製作による観光産業の活性化
(1)県の観光産業関連事業の状況
・本県においては、県経済再生成長戦略の柱の一つとして、観光ビジネスを位置づけ、生産性向上に関する取組を行ってきているが、観光ビジネス創出に向けた取組は未着手の状況。
・一方、観光誘客の点からは、外国人観光客の受入れ体制整備の観点から、消費税免税店開設や案内看板の多言語化、Wi−Fi・決済環境整備等の支援事業など観光部局において実施されているところ。
・国内外からの観光誘客を観光ビジネスの創出に繋げる。
(2)県中部の状況
・県中部には多数の観光資源(白壁土蔵群、関金・三朝・はわい等の温泉、青山剛昌ふるさと館など)が中距離に点在
・新たな観光資源としてフィギュア等製造企業がH26年12月から倉吉で稼働し、工場の見学等を検討中。また倉吉市とコラボし、倉吉中心部の観光マップを製作
(3)国の状況
・国の成長戦略においては、地方創生・ローカルアベノミクスの推進を図るため、サービス産業の生産性向上、観光産業による地域経済の牽引などがあげられている。
・その一環として、旅客交通のサービスレベルの向上や訪日外国人旅行者2,000万人に向けた取組の一環として、交通系ICカードをすべての都道府県で使えるようにするという目標を定めており、キャッシュレス化の推進・実現に向けて検討中。