◆大交流時代を担うニューツーリズムやグリーンウェイブの推進を図る鳥取県として最優先課題であるエコツーリズムを対象としたプログラムの開発・実施並びに県内外への情報発信等を促進し、鳥取県がまるごとニューツーリズムを受け入れることができる体制を構築する必要がある。
◆平成25年10月にエコツーリズム国際大会in鳥取が開催され、これを契機として日野郡内でも広くエコツーリズムに取り組む気運が高まっている。
◆日野郡では地域資源が豊かであるものの活用されていなかったが、日野郡においても「たたら」などの地域資源を活かしたニューツーリズムを確かなものにする動きが出てきている。
<具体例>旅行代理店等を通じて県外団体客も来訪
・伯耆国たたら顕彰会・・・・・たたら資源の掘り起こしや調査、PR・解説活動
・奥日野ガイド倶楽部・・・・・出雲街道や古民家等を活用した観光企画づくり、ツアー開催
・奥大山古道保存協議会・・・・・奥大山古道の復旧や保存、住民への普及啓発
・日野郡広域交流促進協議会・・・・・日野郡内のエコツーリズムメニュー造成やPR
・グラウンドワーク大山蒜山・・・・・奥大山での自然教室や名峰ツアー等の実施
・福栄まちづくり協議会・・・・・井上靖記念館と小説の舞台集落散策の実施
・古民家沙々樹、古民家かつみや・・・・・古民家体験、農業体験イベントの受入れ
◆境港市では市発展の基礎となった日野郡のたたら製鉄の船出港である鉄山融通会所等の歴史・文化を小中学生の学習等の教育的利活用に取り組む予定であり、たたら文化の活用に広がりがみられる。