現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 企業局の工業用水道事業会計
平成28年度
当初予算 企業会計 (工業用水道事業) 一般事業要求
事業名:

工業用水道事業会計

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

企業局 経営企画課 営業誘致担当  

電話番号:0857-26-7445  E-mail:kigyou@pref.tottori.jp

事業費

要求額:1,344,375千円  (前年度予算額 1,332,750千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,323,775千円

事業内容

1 事業概要

○安くて良質な工業用水を企業等へ安定的に供給し、県内産業の振興と企業誘致等に貢献する。

     ○工業用水道事業は、企業活動に不可欠な産業インフラであり、かつ民間企業が取り組むことは難しいため、公営企業として経営の合理化・効率化を図りつつ、持続可能な経営に努める。

2 平成28年度の事業の予定量

(1)給水事業所数  101事業所
   ・日野川工業用水道(昭和43年度から給水開始)
     86事業所、基本契約水量 30,700トン/日
   ・鳥取地区工業用水道(平成24年度から本格給水開始)
     15事業所、基本契約水量 6,300トン/日
 (2)年間総給水量  13,505,000トン
   ・日野川工業用水道  11,205,500トン
   ・鳥取地区工業用水道  2,299,500トン

3 収益的収入及び支出

(1)収益的収入 583,740千円
区分
予定額
内訳
摘要
営業収益
 418,023
鳥取
日野川
113,312
304,711
基本料金
超過料金
メーター料金
400,934
7,471
 9,618
営業外収益
165,717
鳥取
日野川
82,451
83,266
預金利息
工業用水協力金
一般会計繰入金
長期前受金戻入
その他雑収入
964
21,442
28,999
113,408
904
 
(2)収益的支出 810,880千円
区分
予定額
内訳
摘要
営業費用
653,668
鳥取
日野川
286,211
367,457
給与費(2名)
修繕費      
動力費      
減価償却費   
資産減耗費   
補助金      
その他   
16,431
57,250
30,313
394,980
1,578
26,000
127,116
営業外費用
157,212
鳥取
日野川
85,700
71,512
企業債利息
その他      
117,227
39,985

(3)収支差引 △227,140千円・・・(A)

4 資本的収入及び支出

(1)資本的収入 344,552千円
区分
予定額
内訳
摘要
企業債
78,000
鳥取
日野川
48,000
30,000
配水管設置工事 
設備更新工事    
出資金
266,552
鳥取
 266,552
一般会計出資金
(企業債元金償還額)

(2)資本的支出 533,495千円
区分
予定額
内訳
摘要
建設改良費
78,000
鳥取
日野川
48,000
30,000
配水管新設
設備更新工事 
64,953
13,047
企業債償還金
455,495
鳥取
日野川 
266,552
188,943
企業債償還金   
455,495

(3)収支差引 △188,943千円・・・(B)

◆収支再差引【(A)+(B)】 △416,083千円・・・(C)

5 資金の状況

○28年度内部留保金
  【27年度末内部留保金+28年度増加分】
   990,041千円・・(D)
 
  年度末残高【(D)+(C)】      573,958千円
        ※うち28年度末引当金 106,616千円

6 主な事業内容

○国土強靱化を見据えた長期的な修繕計画を策定し、老朽化施設の抜本的対策を実施

  ・配水本管漏水防止対策工事(継続)    17,280千円
   ・耐震化概略検討等(新規)          23,129千円

○新規需要の拡大(小口事業者、複数営業所の一括契約が可能な事業者、上水・地下水から工水に切り替える事業者の開拓)
  ・工業用水利用促進補助金(継続:場内配管)
   鳥取地区 3,000千円、日野川 3,000千円
  ・工業用水利用促進補助金(拡充:ろ過設備)
   鳥取地区10,000千円、日野川 10,000千円
  ・工業用水win-win(利用企業紹介)制度(新規)
   鳥取地区 300千円 日野川 300千円

7 その他

(1)企業債
   ・起債の目的 配水管設置工事、設備更新工事に充当
   ・限度額  78,000千円
   ・借入先  地方公共団体金融機構
(2)一時借入金 78,000千円
(3)予定支出の各項の経費の金額及び流用
    営業費用と営業外費用との間
(4)議会の議決を経なければ流用することができない経費
    職員人件費 16,431千円
(5)たな卸資産購入限度額 7,000千円

<昨年との主な変更点>
  ・耐震化概略検討等(新規)  23,129千円
 ・工業用水利用促進補助金(新規:ろ過設備)
   鳥取地区 10,000千円 日野川 10,000千円
  ・工業用水win-win(利用企業紹介)制度(新規)
   鳥取地区 300千円 日野川 300千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

企業局経営プラン(平成26〜28年度)の着実な実行
<主な行動計画>
(1) 需要拡大による給水収益の確保(企業訪問等)
(2) 経営の合理化・効率化(修繕費・委託費・動力費・薬品費の削減)
(3) 経常収支比率の改善
(4) 運転資金の確保(一般会計からの支援)
(5) 施設の機能維持(計画的な漏水防止対策) 等

これまでの取組に対する評価

平成24年5月に鳥取地区工業用水道の1期地区において本格給水を開始し、工業用水利用促進補助金を継続することで、より一層の需要確保に努めている。
また、経常収支比率による数値目標(27年度:81.5%)設定し、経営の合理化・効率化を推進しており、今後不足する運転資金の確保を図るため、一般会計からの出資金により、持続可能な経営の確保を図っている。

財政課処理欄


 工業用水利用促進補助金(ろ過設備)については、補助金活用見込件数や経営に与える影響等が不明であることから、ゼロとします。WinWin制度は建築士事務所協会等と十分に連携を取ることで、新規ユーザーの情報収集・獲得は可能と考えることから、ゼロとします。また、一般会計出資金(企業債元金償還額)については、計画通り平成30年度までとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
前年度予算 1,332,750 0 0 0 0 92,000 0 968,360 272,390
要求額 1,344,375 0 0 0 0 78,000 0 970,824 295,551

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
計上額 1,323,775 0 0 0 0 78,000 0 950,224 295,551
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0