1 事業概要
日野川第一発電所の発電機盤内に設置している保護継電器の一部が劣化していることから機器の更新を行う。
2 事業内容
劣化している保護継電器については、機器単体での製造が中止され、現在は複数の継電器の機能をまとめた一体型の機器となっていることから、発電機盤全体の更新を行う。
また、発電機盤内の保護継電器に、高濃度PCBを含む機器が使用中のまま存在していることから、これらを併せて更新を行う。
(高濃度PCBの処理費用は含まない。)
なお、更新にあたっては、平成29年度に予定している日野川第一発電所の細密分解点検工事の時期に併せて実施する。
3 更新の必要性
保護継電器が設置後49年経過し、動作が劣化の兆候が見られる。この機器は発電機の絶縁保護等を行うものであり、劣化すると発電機の故障・破壊につながるため、発電機の運転上、必要な機器である。
また、使用中の継電器には、高濃度PCBを含むものが存在しており、早期に撤去・処理しなければならない。
※使用中の高濃度PCB(小型機器)の処理期限:平成32年度
4 債務負担行為額
発電機盤の更新 債務負担行為額 64,000千円
項目 | 平成28年度 | 平成29年度 | 合計 |
改良費等 | 0 | 64,000 | 64,000 |
(債務負担行為) | − | 64,000 | 64,000 |
5 債務負担行為理由
機器の製作に12ヶ月程度期間を要し、H28−29年度の複数年度の契約が必要なため。
平成28年度 契約、機器製作
平成29年度 機器製作、更新