現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 危機管理局の鳥取県災害情報システム保守運用事業
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:防災費 目:防災総務費
事業名:

鳥取県災害情報システム保守運用事業

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危機管理局 危機対策・情報課 災害情報センター  

電話番号:0857-26-7950  E-mail:kikitaisaku-jouhou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算額 23,030千円 4,679千円 27,709千円 0.6人 0.0人 0.0人
28年度当初予算要求額 25,657千円 4,679千円 30,336千円 0.6人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 25,351千円 4,659千円 30,010千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:25,657千円  (前年度予算額 25,351千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:23,030千円

事業内容

1事業概要

災害時における県・市町村・防災関係機関等の連携による災害対応業務の効率化や迅速化、住民等への情報伝達手段の拡充を図るため、災害情報(地図情報を含む)を閲覧、書き込みし、リアルタイムで収集・集約し、情報共有による災害対応を行うとともに、Lアラート(公共情報コモンズ(テレビ等多様なメディアに配信する仕組み))などを活用して住民等への情報配信機能を有する鳥取県災害情報システムの保守運用を行う。

2事業内容

災害時において、『被害状況の収集・整理に加え、対応状況、分析(課題・問題点抽出)及び対応策の意思決定資料集約を重視したシステム』とし、次の機能を有し、災害時の応急活動等に必要な情報を一元的に担う鳥取県災害情報システムの訓練、運用及び保守管理を行う。


    【保守運用内容】
    (1)訓練及び実運用
    本システムを活用し、自然災害等を想定して訓練や災害時における実運用を行うとともに、県各部局、市町村等に対して運用方法の説明・指導を行う。
    (2)保守運用
    本システムの根幹となるクラウドサーバの保守運用、最新のセキュリティー対策及び最新のGIS(地図)情報への更新等を行う。
    (3)ソフト改修保守
    データ入力フォーム、組織改正等に係る修正や、新たな災害対応や訓練等により得られた教訓等から、パソコン操作性の向上や新たな機能追加などを改良を行う。


    (新規)【システム操作支援に係るコールセンター(委託)内容】

    県、市町村の防災担当以外の職員も本システムを操作するため、災害対応時の操作説明を専用のコールセンターに委託してシステムによる情報収集、共有化、伝達の迅速化を図るとともに質疑応答をFAQとしてまとめ、県・市町村で共有する

3背景・目的

災害対策基本法の一部改正
災害対策基本法の一部が改正され(平成24年6月)、「東日本大震災から得られた教訓を生かし」、以下の観点で災害対策の強化を図るよう示された。
(ア)大規模広域的な災害に対する即応力の強化
○国・地方公共団体による積極的な情報の収集・伝達・共有の強化(努力義務として地理空間情報の活用、情報の共有や市町村が報告できなくなった際の県による情報収集等)
○地方公共団体間の相互応援等を円滑化するための平素の備えの促進
(イ)大規模広域的な災害時における被災者対応の改善
○市町村の都道府県に対する物資等の供給に係る要請等
○大規模災害が発生した場合、規模が大きいほど迅速・的確な情報集約・対策判断・応急活動の推進に支障がある。

4効果・必要性

(1)情報収集・状況把握・共有の迅速化
災害現場等から報告が可能となり、報告内容が市町村、県総合事務所、県庁及び防災関係機関間において迅速に把握・共有できる。
(2)広域的な集約情報の伝達・共有化
市町村、県、防災関係機関等が有する被害情報、対応情報、避難所状況等を情報共有、可視化ができる。
(3)情報集約の迅速化・業務省力化による応急活動体制の強化
災害情報業務の自動化・省力化により、市町村への支援を含めた応急活動に注力できる体制を強化できる。
(4)災害対策の意思決定サポート、災害現場への誘導支援
県として被害・対応状況・分析等を迅速に集約し、県の対策判断につなげるとともに、他県からの被災現場への円滑な誘導等の支援となる。
(5)住民への災害情報伝達手段の拡充及び迅速化
Lアラート等との連携及び情報伝達業務の一元化により、テレビ、ラジオ等の多様な情報媒体による情報伝達及びとりネット等既存情報媒体伝達の迅速化が図られる。
○県、市町村、防災関係機関等の情報共有による連携した災害対応(公助)を推進するとともに、住民への情報伝達手段の拡充により自助・共助を促し、被害の軽減につなげる。

5所要経費

(1)保守運用経費
   契約額21,484千円/年(平成27年度21,484千円)

   ・クラウドサーバ利用料

   ・システム利用料

   ・GIS利用料


(2)ソフト改修保守費
  契約額6,248千円/5年 (支払い上限額)のうち、H28年度分1,157千円(平成27年度3,478千円)

・各利用者の意見を踏まえた入力フォームや帳票の追加・修正

・訓練や実運用を踏まえ、視覚性や実用性を重視して操作性の向上や新たな機能追加を実施


○(参考)各年度ごとの債務負担限度額
年度
所要額
平成26年度
32,520千円
平成27年度
32,520千円
平成28年度
32,520千円
平成29年度
32,520千円
平成30年度
32,520千円
債務負担行為限度額
162,600千円

(3)衛星インターネット回線利用料等 389千円

(平成27年度389千円)

    (新)コールセンター業務委託費   2,627千円
      
     ・初期準備費用  799,200円

     ・運用費用(FAQ作成を含む)
       152,280円(月額)×12月=1,827,360円

    24時間365日対応

    窓口となる県・市町村のシステム担当者(22名)からの操作に関

    する問い合わせに対応


    合計額(1)+(2)+(3)+(新)
     25,657千円/年



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

本システムによって、災害時における県・市町村・防災関係機関等の連携による災害対応業務の効率化や迅速化、住民等への情報伝達手段の拡充を図り、リアルタイムで収集・集約し、情報共有による災害対応を実施している。

これまでの取組に対する評価

工程表との関連

関連する政策内容

関係機関と連携した情報収集・整理・分析と発信

関連する政策目標

災害情報システム、Lアラート(公共情報コモンズ)の適切な運用を確保し、県・市町村等の情報共有、住民等への情報伝達の向上を図る。


財政課処理欄


 コールセンター業務委託は、訓練の充実化やシステム改修による操作性の改善など、システム運営を工夫することで対応が可能と考えられますので、計上しません。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 25,351 0 0 0 0 0 0 0 25,351
要求額 25,657 0 0 0 0 0 0 0 25,657

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 23,030 0 0 0 0 0 0 0 23,030
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0