現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 農林水産部のきのこ王国とっとり推進事業(クヌギ原木林緊急造成(果樹園跡地等有効利用)事業)
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

きのこ王国とっとり推進事業(クヌギ原木林緊急造成(果樹園跡地等有効利用)事業)

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農林水産部 県産材・林産振興課 −  

電話番号:0857-26-7302  E-mail:kensanzai-rinsan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算額 8,520千円 780千円 9,300千円 0.1人 0.0人 0.0人
28年度当初予算要求額 8,520千円 780千円 9,300千円 0.1人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,520千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:8,520千円

事業内容

1 事業概要

集落周辺の耕作放棄地となっている果樹園跡地や放置されたままとなっている竹林、松くい虫被害跡地をしいたけ原木となるクヌギ林として造成・活用することによって、病害虫の発生源の除去や地域の生活環境の改善を行い、将来の原木しいたけ生産の安定化とブランド化を図る。

2 事業内容

(1)果樹園跡地等の集約化計画、クヌギ原木利用計画作成
予算額600千円(100千円×3JA・3森林組合)
事業内容・耕作が放棄されている果樹園跡地等に係る集約化計画の作成に要する経費
・しいたけ生産に係るクヌギ原木の利用計画の作成に要する経費
実施主体各JA、各森林組合
補助率県1/2、市町村1/2
事業量6事業体(3JA、3森林組合)
    (2)クヌギ原木林への転用に要する経費
    予算額7,920千円
    事業内容(ア)耕作が放棄されている果樹園跡地の鉄線・棚の撤去に要する経費
    (イ)放置されている竹林等の伐採・集積に要する経費
    実施主体(ア)耕作が放棄されている果樹園跡地の所有者
    (イ)放置されている竹林等の所有者
    補助率(ア)県4.5/10、市町村4.5/10
    (イ)造林事業(9/10)を活用
    (1)で各JA又は各森林組合が計画を作成し、市町村及び県が承認した計画に基づき支援
    事業量20ha(果樹園跡地:10ha、放置竹林等:10ha)
    (3)クヌギ原木林の造成
    予算額0千円(造林事業を活用)
    事業内容地拵え、植栽、下刈り作業など
    実施主体果樹園跡地(放置竹林等)所有者
    補助率9/10(国・県)※造林事業
    事業量20ha

3 背景

○耕作放棄地となっている果樹園跡地は、病害虫の発生等により周辺梨園の営農上の支障に繋がりやすく、耕作放棄地となっている果樹園跡地対策が喫緊の課題となっている。
○集落周辺の耕作放棄地の果樹園跡地や放置されている竹林等は、地域資源を活用しようとする移住者等を含めた新規就業者にとって、地域イメージのダウンにつながることから、早急な対策が望まれている。

○原木しいたけのブランド化を推進していく中で、生産基盤である原木林の安定的確保対策は、重要な課題となっている。

○一般的に果樹園跡地は、園内まで路網が整備され、土壌も堆肥等の蓄積により肥沃であり、肥沃な土壌を好むクヌギの生育には良好であり、伐採・搬出作業がしやすく適地となっている。

4 事業効果

○耕作が放棄されている果樹園跡地の解消により、「周辺梨生産に対する支障の回避」と地域資源の有効かつ経済的な活用が促進される。
○農山村景観の改善、造林による土砂流出防備機能の向上など生活環境改善効果も発現される。

○クヌギ原木が安定的に確保されることにより、安心して生産を開始でき、新規生産者の参入も期待できる。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

H27.10月、関係者の廃園対策に関する意見。
<A者>
・管内で梨の廃園がかなりある。作業道があり利便性がよいところが多い。シイタケの原木生産などの利活用を考えてほしい。との要望が出された。
・また、土砂災害で廃園が崩れ死亡事故を見たことがあり、防災面からも廃園対策が必要と懸念されている。
<B者>
・廃園に植林して利活用すれば、雇用の創出も可能。地方創生として取り組む必要がある。

これまでの取組に対する評価

・耕作が放棄された果樹園跡地は、林地として有効利用するには、鉄線・棚等の撤去が必要であり、土地所有者の負担が必要なため、耕作が放棄されたままとなっていた。
・同様に、放置された竹林や松くい虫被害跡も再利用するためには、土地所有者の負担が必要なため、放置されたままとなっている。
・今後、耕作が放棄された果樹園跡地等は、地域資源の活用及び生活環境の改善、防災面の機能強化などから有効活用を図る必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

新たなきのこ産業の創出、原木しいたけのブランド化により「きのこ王国とっとり」を推進する。

関連する政策目標

県産原木しいたけのPRにより、生産者・関係団体・消費者が一体となった県産原木しいたけの生産・消費を盛り上げる機運を醸成する。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 8,520 0 0 0 0 0 0 0 8,520

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 8,520 0 0 0 0 0 0 0 8,520
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0