1 事業の目的・背景
本県を代表する名峰大山は、平成30年に開山1300年を迎えるが、歴史文化の魅力に加え、大山の美しい自然の魅力を再認識、情報発信する好機と捉え、大山山頂に生息するヒメボタルの発見(H26年7月)や、大山隠岐国立公園指定80周年(H28年2月)等の素材を活用し、大山の豊かで美しい自然を守り、未来の世代に伝えていく機運の醸成や保護意識の創出につながる取組を実施する。
また、生物多様性地域戦略策定策定を契機として身近な希少動植物の保全と地域の環境学習となる取組を支援する。
2 とっとりの豊かな自然と生物多様性の情報発信
(1)第49回全国ホタル研究会鳥取県よなご大会(要求額 2,000千円)
◆本大会は、全国から多くのホタル保護活動者が米子に集うとともに、大山山頂におけるヒメボタルの生息に関する報告発表も予定されている。ホタルの保護・保全を通じて、大山の自然の魅力を全国に情報発信するまたとない機会であり、本大会に取組む団体に対し支援。(「 とっとりの自然の豊かさと山の魅力発信事業補助金」)
◎全国から多くのホタル保護活動者が米子に集う大会であり、大山山頂に生息するヒメボタルに関する報告発表が予定されている。
○時期 平成28年7月1日(金)〜3日(日)
○場所 米子コンベンションセンターほか
○主催 全国ホタル研究会 |
(2)【新規】大山山頂ヒメボタル生態調査(要求額 4,500千円)
◆大山山頂に生息するヒメボタルの生態について解明を進めるため調査を実施。
2 とっとりの豊かな自然と生物多様性の情報発信(続き)
(3)生物多様性保全活動支援事業(一般事業により要求)
◆生物多様性に資する保全活動への支援として、平成27年度より実施。
1団体当たり上限100千円×10団体 1,000千円
(4)【新規】希少野生動植物教育実践活動支援(要求額2,000千円)
◆身近に生息する希少野生動植物の保全活動と併せて地域の環境学習の場として整備する取組への支援。
1団体当たり、市町村と同額補助で上限1,000千円×2団体