温泉地を愉しむ空間創出プロジェクト支援事業

・県内の温泉入湯客数は、全体として前年に比べ８２千人減。
（出雲大社の遷宮効果の反動による減。）

・ただし、宿泊人数は、蟹取県改名効果等により平成２６年に比べて増加し、外国人宿泊者数は過去最高となっている。

・しかしながら、観光消費額の減少など、極めて厳しい状況にさらされている。

・こうした現状を、「温泉」を核として、まち（温泉旅館をはじめとする観光事業者、地域）が一体となって、転換しようとする気運がある。



＜課題＞
・県内観光において、温泉は主要な観光素材であり、入込み減に歯止めをかけることは県としても喫緊の課題である。

・地域が主体となり、旅行者から選ばれる、風情ある温泉地となるまち並み整備の展開をはかり、魅力ある温泉地を創ることが重要な課題となっている。

　・平成２８年度　米子市観光センター前広場の足湯整備

足湯増設及び足湯に付随する花壇等のスペースを改修しウッドデッキによるフラットな休憩スペースを設ける。

○観光センター側の花壇を撤去することで生まれたスペースの活用

・移動販売車等によるコーヒー、パン、アイスクリーム等の販売サービスの実施。

・直販野菜等の定期的販売に向けた試験的事業の実施。

・小イベントの開催。（音楽イベントなど）

・温泉地内の周遊性の向上に向けてレンタサイクル事業等を検討。

・とっとり花回廊との連絡バスやイルミネーション時期のバス、南部町と連携した蛍バス及び桜バス等、他市町村及び観光事業者が実施する各イベントと連携した直通バスを運行することにより、県西部圏域の観光連携の強化と観光客の回遊性の向上を図り、皆生温泉への宿泊客の増加を図る。