○評価スケジュールが短期間であること
(要因)
・翌年度予算編成への反映を目指すため、3か月間の短期間で、事業選定から評価結果を行うため、深い議論に至らない場合もある。
・集中的に相当数の事業を評価するため事業内容が十分にチェックできない面もある。
○3区分での評価の限界(仕分け手法の限界)
(要因)
・「現状どおり(拡充含む)・改善継続・抜本的見直し(廃止含む)」の3区分の評価結果が過度に注目されるが、評価区分と委員の真意がマッチしていない。
・得意分野ではない(精通していない)事業に対して、仕分け的な評価を行うことが難しい。
【概要】
・特定の県政テーマを対象にした、県政モニター(県民)によるモニタリングを実施。
・県政モニターは普段の暮らしの中で対象施策をモニタリングし、自分の意見をレポートで提出。
・対象施策について理解を深めていただくため、県政モニター向けの施策説明会やモニター会議(ワークショップ)を開催。
・県は、有識者の分析を踏まえ、レポートの内容をまとめ、施策検討に活用。
【規模】
2テーマ程度を対象に実施
【評価体制】
・県政モニター15名(公募等で選考)
・有識者3名(各テーマの専門家2名、全体調整役1名)
【流れ】
4月 :テーマ選定・モニターの募集開始
5月 :モニターの選定
6月 :(1)対象施策の説明会
8月 :(2)レポート提出・モニター会議
10月:(3)レポート提出・モニター会議
2月 :(4)レポート提出・モニター会議
3月:最終まとめ
H28要求額:514千円
(内訳)
モニター:謝礼(2千円)、旅費支給(年4回)
有識者 :報償費(9千円)、旅費支給(年6回)
(積算)
謝礼(モニター):2千円×15名×4回=120千円
報償費(有識者):9千円×3名×6回=162千円
特別旅費:58千円/回×4回=232千円
※内訳:東部1千円@8名、中部4千円@5名、西部6千円@5名