2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムとしての全国的な障がい者の芸術文化振興を有志の都道府県と連携して実施するため、「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟」を設立した。
同知事連盟の活動を推進していくため、東京オリパラに向けた知事連盟のキックオフイベントとして「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016」を開催し、鳥取を障がい者舞台芸術の聖地とすべく、全国連携開催のスタートを鳥取県が担う。
<知事連盟の概要>
名称
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟」
目的
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた、文化プログラムとしての障がい者の芸術文化活動を振興
取組
(1) 全国規模のムーブメント(舞台芸術祭やアール・ブリュット展などを始めとした美術作品展を全国持ち回り開催)
(2) 各都県の障がい者芸術文化振興施策のブラッシュアップ
(3) 障がい者芸術文化振興に係る提案・要請活動
参加都県
東京都、宮城県、福島県、長野県、三重県、滋賀県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、宮崎県、鳥取県 (以上13都県からスタート)
設立
平成28年3月30日に遠藤利明東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、布村幸彦公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副事務総長にも出席いただき、設立記者会見を実施。
<東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016>
日時 平成28年10月30日(日)
場所 米子コンベンションセンター
内容 ・連盟参加都県の障がい者アート(舞台や作品)の発表
・県内の障がい者の舞台発表
・プロのダンスステージ
・連携実施する都道府県知事との障がい者芸術・文化振興宣言(仮称)
・障がい福祉に関する講演会、パネルディスカッション等
・障がいのあるプロのコンサート
・アール・ブリュット作品展(10月30日(日)〜11月1日(火))
<オリパラ基本方針推進調査>
オリパラ基本方針に盛り込まれた施策の推進にあたり、大会の機運醸成に向けて特別に実施される要素を含む文化イベントについて、公募により試行プロジェクトを実施することにより、その効果と課題を分析する国による事業で、公募される試行プロジェクトに対して本事業を応募予定(採択されない可能性あり)。
・試行プロジェクトの選定件数 最大30件程度
・1件当たりの上限 10百万円程度
・試行プロジェクトの決定時期 8月下旬(予定)
<オリンピック・パラリンピックでの文化プログラム>
特にバルセロナオリンピック以降、オリンピック・パラリンピックの開催国において、前大会終了後から次の大会開催までの4年間に、オリンピック憲章にも謳われている「スポーツと文化の融合」の実現に向けた文化プログラムが行われている。
・リオデジャネイロ オリンピック 2016年8月5日〜8月21日
パラリンピック 2016年9月7日〜9月18日