(1)中学・高等学校に対する助成
ア 一般分
私立学校運営の経常的経費(教職員人件費、教育研究経費、管理経費)に対して補助するもの。
平成19年度から、生徒数に応じた配分に学校単価を加えた「単価方式」により助成している。前回の単価見直しから3年が経過したため算出基準の見直しを行う。
イ 特別分 〜各学校の特色のある取組に対する支援〜
(a)心豊かな学校づくり推進事業
○伝統・文化、食育、キャリア教育、英語教育、体験
活動の推進(補助率:3/4)
(b) 舎監配置助成事業
○学生寮の管理人配置経費等助成(補助率:1/2)
(c) 経営改善支援事業
○早期退職制度による人件費圧縮を推進(補助率:1/3)
(d) 専門ソフト整備助成事業
○専門的なアプリケーションソフト購入費等助成(補助率:1/2)
(e) 土曜日授業推進事業
○土曜日授業実施に係る経費助成(補助率:1/2)
(f) ICT活用教育促進事業※政策戦略要求
○ICT教育機器購入費等助成(補助率:1/2)
(g)身近な地域で学ぶ実践教育支援事業
○地域や地元企業と地域振興に取り組む活動を支援(補助率:3/4)
※(b)、(d)、(g)の事業は、高校のみ対象
(2)専修学校に対する助成
ア 一般分 〜学校運営の経常的経費に対する助成〜
専修学校についても前回の見直しから3年を経過したが、教育内容、経営主体、経費の額等が様々であり、補助金額を生徒一人当たりの単価で算定することが困難であるため、従前どおり経費の前年度決算額を算定基準とすることとする。
○対象経費: 教育研究経費、管理経費
○補助率 : 高等課程2/15、一般課程・専門課程1/15
○補助額=(対象経費前年度決算額)×1/15 or 2/15
イ 特別分
〜技能教育施設の経常的経費及び特色のある取組への支援〜
(a)運営費助成 〜学校運営の経常的経費に対する助成〜
○対象経費: 技能連携科目の授業を行う学科に係る教職員
人件費、教育研究費、管理経費、設備費
○補助額=(対象経費前年度決算額)×1/2(補助率)
(b)チャレンジ21支援事業
○内容 : 技能教育施設と通信制高校に同時に在籍する生徒によるグループ活動を支援
○補助率:1/2(1グループ100千円まで)
(c)魅力ある技能教育施設支援事業
〜技能教育施設の特色のある取組を支援〜
○内容:情報教育、社会人講師活用、保育体験実習など
○対象経費 : 教職員人件費、教育研究経費、管理経費、設備費
○補助率: 10/10(社会人講師活用、保育体験)、1/2(その他)
○補助額=(対象経費前年度決算額)×10/10 or 1/2
◇技能教育施設
都道府県教育委員会が一定の基準を満たす教育施設として指定した技能教育を行う施設(職業教育を行う専修学校(高等課程))など。
〜技能連携制度〜
定時制又は通信制の高校に在学する生徒が、同時に技能教育施設で教育を受けている場合、技能教育施設で履修した科目は、高校の履修科目としてみなされる制度。