○日本の教育が今大きな転換期。「覚える」から「考える」への質的転換、グローバル人材育成への急ピッチな動き、次代に活躍できる人材創出の様々な試みなどの変革の波により、教育、家庭をはじめ、子どもから大人までの個人にも、学びの姿勢を変えることが求められている。
○人口の社会減をもたらす原因となっている都市・地域間格差の三大要素のうち、「学ぶ場」(他に「働く場」「暮らす場」)としての鳥取の魅力向上の取組みが本県に不足。
○このため、未来のものづくりを学べるFabLab(ファブラボ:個人による自由なものづくりの可能性を広げる実験工房)をH26年度に鳥取市に創設し、H27年度には倉吉市・米子市にも開設。全県に展開し、自由な創造の場を求める県民ニーズに対応してきている。
○また、H27年度に創設した「学びの場とっとり創生ラボ」で、全国の若者たちに、地域づくりに参加するワークショップや就業等による学びの機会を提供し、全国の学び人が盛んに往来する地域づくりを推進している。
1)FabLab活動推進事業(H26.3〜) 10,820千円
(1)学びのラボに全県FabLab連携担当外部スタッフ1名配置:
人件3,500千円+活動2,500千円(財源:地域おこし協力隊+一財)
※東中西3FabLabの運営:3市負担によるスタッフ各1名配置に向け協議中:人件費+活動費
(2)FabLab海外交流事業:第3回アジア会議@ムンバイ、第12回世界会議@深セン…実践者等6名 3,496千円
(3)普及イベント:200人規模@中部・秋頃2日 1,324千円
2)ものづくり教育モデル研修事業(H25〜):レゴブロックを活用した中高生の創造性開発研修 2,248千円
3)ものづくり道場支援事業(H23〜):ものづくり協力会議(事務局鳥大)の活動支援(イベント参加延6千人超) 1,078千円
○全国の若者による学びの場とっとり創生事業(H27.3〜)
12,000千円
全国の若者たちが腕試しできる学びの場として本県を選び集まる仕組み「学びの場とっとり」の構築
1)手法:(1)若者誘致、(2)活動支援、(3)記録・発信、(4)ゼミ・キャンパス・フィールドワーク等のアカデミア誘致
2)体制:学びの場とっとり創生ラボ:課長・補佐・係長・外部委託スタッフ3名(うち1名はFabLab担当で別掲)
年度 | H27(2015Y) | H28(2016Y) | H29(2017Y) | H30(2018Y) |
内容 | ○インターンシップ試行
○課題現場ニーズ発掘
○記録整理 など | ○インターンシップ質量拡大
○学びの場開拓
○教材蓄積 など | ○インターン質量拡大本格化
○学びの場整備
○教材開発・メソッド化 など | ○事業安定継続化
○アカデミア誘致 など |
委
託
料 | 財源 | 緊急
雇用 | 協力隊
(特交) | 協力隊
(特交) | 一財 | 協力隊
(特交) | 一財 | 協力隊
(特交) | 一財 |
人
件 | A | 350万 | - | 200万 | 150万 | 200万 | 150万 | 200万 | 150万 |
B | - | 200万
x2人 | 200万 | - | 200万 | - | 200万 | - |
活動 | 250万 | 200万
x2人 | 200万
x2人 | 50万 | 200万
x2人 | 50万 | 200万
x2人 | 50万 |
求人 | - | 200万 | 200万 | - | 200万 | - | 200万 | - |
計 | 600万 | 1,000万 | 1,000万 | 200万 | 1,000万 | 200万 | 1,000万 | 200万 |