1 事業の概要
平成28年に中国5県で開催される全国高校総体のうち、鳥取県において相撲、ホッケー、自転車(トラック)、弓道が実施される。この大会開催のため、鳥取県実行委員会を設立して、開催準備・運営にあたる。
2 平成28年度中国ブロック総体概要
(1)開催期日
平成28年7月28日から8月20日
(2)開催県 中国五県 30競技(34種目)
(鳥取県開催:4競技)
開催競技 | 開催地 | 会場 |
相撲 | 鳥取市 | 県民体育館 |
ホッケー | 八頭町、鳥取市 | 八頭高校、布勢運動公園 |
自転車 | 倉吉市 | 倉吉自転車競技場 |
弓道 | 米子市 | 県立武道館 |
(3)主催
(公財)全国高等学校体育連盟 鳥取県
鳥取県教育委員会 会場地市町 会場地市町教育委員会
(4)鳥取県実行委員会及び会場地実行委員会の設置
・県教育委員会体育保健課内に県実行委員会事務局、会場地3市に会場地実行委員会事務局を置き、実行委員会の開催等必要な事務を行う。
(5)県高等学校体育連盟との関係
・県高体連及び県開催競技団体は主管として、競技大会の運営及び運営に係るボランティア活動(主に高校生活動)を所管する。
(6)その他
・全国高校総体の中国地区大会は10年に一度の開催
・中国ブロック代表県は岡山県。総合開会式を行う。
・前回は平成16年度に開催(弓道、バドミントン、フェンシングの3競技を開催)
3 事業内容及び所要経費
(1)鳥取県実行委員会負担金 22,361千円
○県実行委員会運営 2,243千円
・大会開催に係る連絡調整や報道や救護などの必需品を整備する。
○広報・記録活動 6,009千円
・県民への広報及び県外選手等へのおもてなし、全国への大会準備過程から結果までを記録として報告する。
○高校生活動 3,157千円
・1校1役を基本理念に高校生が自分たちで作る大会とするための活動費。
○競技役員等の養成 1,300千円
・県内の競技役員を養成することにより、開催経費を節約する。
○会場設営 9,652千円
【自転車競技】 6,323千円
・選手村部分が現在は砕石舗装となっているが、砕石があると自転車の破損(パンクやホイールの破損)につながる可能性が高いため、プライムコート処理を行い、選手が万全の状態で競技を行えるよう整備する。
・熱中症対策での仮設屋根の設置及び臨時駐車場からのシャトルバスの手配を行い、観客が選手を応援できる環境を整備する。
【弓道】 3,329千円
・練習会場に比較的弓道場の状態が良い学校を選定しているが、どの高校も全国大会練習場として最低ラインの安土(的を適正な位置に設置したり、放った矢が変形しないように受け止めるもの)が大きく削れている。練習会場は、選手が競技に向けて調整する重要な場所のため、選手が万全の状態に調整できるよう整備する。
(2)会場地実行委員会負担金 2,358千円
・鳥取市実行委員会 1,492千円
・倉吉市実行委員会 320千円
・米子市実行委員会 546千円
(3)種目別開催経費補助金 74,128千円
・相撲競技開催費補助金 21,780千円
・弓道競技開催費補助金 18,381千円
・自転車競技(トラック)開催費補助金 14,611千円
・ホッケー競技開催費補助金 19,356千円
(4)臨時職員(1名)の配置 1,083千円
・配置期間 4月〜9月(6月)
・業務:高校総体に係る事務補助
※県実行委員会経費のうち200千円は県高体連負担金
※市町実行委員会経費は県と市町の負担割合2:1
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成28年度全国高等学校総合体育大会開催に向け、鳥取県実行委員会を設立し、大会運営規程等の作成に取り組んだ。
また、専門委員会を設け、競技開催のための意見交換等を行い、より良い大会にするための計画作成に努めた。
これまでの取組に対する評価
中国5県で協力し、大会運営規程等を作成した。
また、大会開催に向け大会視察を行い、各競技開催のためのノウハウを培った。
さらに、競技用具の整備を行い、大会運営の効率化に努めるとともに競技役員を養成することにより、当該年の役員旅費削減を行った。