(1)現状の問題点
・パソコンのOSがWindowsXPであるため、情報セキュリティ上問題がある。
・液晶ディスプレイ以外の修理部品が製造終了となっており、機器が修理不能となる可能性がある。
・液晶ディスプレイ側のバックライト(蛍光灯)・液晶パネル等の寿命(7〜10年)が懸念される。
(2)更新の必要性
本システムは、運転免許試験合格発表の正確性、時間短縮を図ること等を目的として整備しているものである。
特に、3月の繁忙期には1日に300人を超える受験生があり、学科試験及び合格発表を何度も行う必要がある。そのような時期にシステムによる合格発表が行えなくなった場合、手作業で合格発表を行うこととなるが、人為的なミスを防ぐための確認作業の手間も増え、試験1回当たりの時間も延長せざるを得なくなることから、受験希望者の全てを当日中に受験させることができない
おそれがある。
この場合、受験者の受験及び免許取得の権利を奪うこととなり、免許行政に重大な支障が生じることとなる。
(受験者が390人を超えた場合、学科試験及び合格発表を6回行う必要があり、合格発表表示システムを使用した場合であっても、最後の免許証の交付が午後4時を過ぎている状況にある。)