事業名：
電気事業会計
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企業局 190010経営企画課 営業誘致担当
事業費
要求額：3,164,121千円 （前年度予算額 4,373,525千円） 財源：単県
事業内容
１ 事業の概要
(１)電力供給
水力発電所（１１箇所）、風力発電所(１箇所)及び太陽光発電所（８箇所）の発電電力を卸売りする。
【既設発電所分】
○２０発電所の総出力 ４７，６６８ｋＷ
○年間売電量（２８年度見込み）１８０，８８０ＭＷｈ
売電量は、県内総電力消費量の４％(推計値）を占め、５０，２００戸の消費電力に相当する。
(２)再生可能エネルギーへの取組み
再生可能エネルギーの導入拡大を進めるため、小水力発電の施設建設、事業化調査等について、再生可能エネルギー固定価格買取制度（以下｢ＦＩＴ｣という。)の動向を踏まえながら積極的に行う。
ア 発電施設の建設・改修に向けた実施設計等
・舂米発電所のリニューアル
イ 事業化調査
・小水力の候補地３箇所について河川流況調査（２８〜２９年度債務負担）、１箇所について事業化調査を行う。
２ 収益的収入及び支出
（１）収益的収入 ２，５４０，０５５千円
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| 営業収益 | ２，４６９，８５０ | 水力発電電力料 ２，０７３，０９３
風力発電電力料 ９６，７２７
太陽光発電電力料 ３００，０３０ |
| 営業外収益 | ７０，２０５ | 預金利息 ３，９６４
他会計補助（児童手当） ３，９９６
公舎等貸付料 ２５２
雑収益 ２１，５３７
長期前受金戻入 ４０，４５６ |
（２）収益的支出 ２，３１４，０３５千円
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| 営業費用 | ２，０６８，０５３ | 給与費 ３７６，０１３
修繕費 ５３２，２９９
減価償却費 ５４７，８６６
その他 ６１１，８７５ |
| 営業外費用 | ２２０，５６３ | 企業債利息 ９２，９４０
雑損失 ３０，２８０
消費税 ９７，３４３ |
| 特別損失 | ２５，４１９ | 退職給付引当金繰入 |
（３）収支差引 ２２６，０２０千円・・・（A）
３ 資本的収入及び支出
（１）資本的収入 ０千円
（２）資本的支出 ８５０，０８６千円
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| 建設改良費 | ２６８，８９２ | 設備費 １５６，８７２
建設仮勘定 ６４，３２０
建設準備勘定 ４７，７００ |
| 企業債償還金 | ５８１，１９４ | 水力発電所分 ４３９，５８２
風力電所分 １８，５５８
太陽光発電分 １２３，０５４ |
（３）収支差引 △８５０，０８６千円・・・（B）
◆収支再差引［（A)＋（B）］ △６２４，０６６千円・・・(C)
４ 資金の状況
○２８年度末内部留保資金
・２７年度末内部留保資金＋２８年度増加分 ２，３３６，２１６千円・・・（D）
・２８年度末内部留保資金［(D)＋(C)］ １，７１２，１５０千円
（うち２８年度末引当金 ７５４，５５７千円）
５ 主な事業
（１）水力発電所リニューアル事業（舂米発電所） ６４，３２０千円
・発電施設基本･実施設計、ダム管理所実施設計
（２）アセットマネジメント事業（小鹿第一・第二発電所） ３５，０００千円 ＜債務負担行為（２７〜２８年度）＞
・水路等の土木設備や水車・発電機等の電気設備の劣化度（健全度）の現地調査
・要対策箇所に対する対応方法・時期・概算費用等を含めた改修計画及びリニューアル計画案の作成
（３）再生可能エネルギー発電施設事業化調査事業（小水力発電） １２，７００千円
ア 河川流況調査 ３箇所（２，７００千円） ＜債務負担行為（２８〜２９年度）＞
イ 事業化調査 １箇所（１０，０００千円）
（４）経営戦略（新プラン）策定 ２，３０２千円
６ その他
（１）予定支出の各項の経費の金額の流用
営業費用と営業外費用との間
（２）議会の議決を得なければ流用することができない経費
職員給与費 ４０１，４３２千円（営業費用＋特別損失）
交際費 ５０千円
（３）棚卸資産購入限度額 ７，０００千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成２６年度発電実績
・水力発電 １７５，８４１ＭＷｈ（対目標 １０６．３％）
・風力発電 ４，６６９ＭＷｈ（対目標 ９９．４％）
・太陽光発電 １，４０９ＭＷｈ（対目標 １１１．９％）
再生可能エネルギー（小水力・太陽光）への取り組み
（H23年度）
・袋川発電所（1,100ｋＷ）（６月３０日から営業運転）
・賀祥発電所（260ｋＷ）実施設計
・小水力発電の適地及び事業性の検討
・企業局西部事務所、ＦＡＺ倉庫、竹内西緑地での太陽光発電の事業性検討
（Ｈ24年度）
・賀祥発電所建設着手
・企業局西部事務所、企業局東部事務所及びＦＡＺ倉庫での太陽光発電所建設着手
・小水力発電のうち３箇所において事業化調査
（Ｈ25年度）
・企業局西部事務所太陽光（200ｋＷ）（５月２日から営業運転）
・賀祥発電所（260ｋＷ）（９月２日から営業運転）
・ＦＡＺ倉庫太陽光（500ｋＷ）（１０月２日から営業運転）
・企業局東部事務所太陽光（120ｋＷ）（１２月２日から営業運転）
・竹内西緑地、鳥取空港、鳥取放牧場、天神浄化センターでの太陽光発電所建設着手
・横瀬川発電所、加谷川発電所、若松川発電所の実施設計、建設着手
（Ｈ26年度）
・鳥取放牧場太陽光（100ｋＷ）（１月５日から営業運転）
・竹内西緑地太陽光（1,250ｋＷ）（３月２日から営業運転）
・鳥取空港太陽光（1,990ｋＷ）（３月２日から営業運転）
・天神浄化センター太陽光（1,500ｋＷ）（３月完成）
・境港中野での太陽光発電所建設着手
・横瀬川発電所、若松川発電所が建設中
・私都川発電所の実施設計着手
（Ｈ27年度）
・天神浄化センター太陽光（1,500ｋＷ）（１１月３日から営業運転）
・境港中野太陽光（1,000ｋＷ）（２月２日から営業運転予定）
・横瀬川発電所（198ｋＷ）（３月完成予定）
・若松川発電所（150ｋＷ）（３月完成予定）
・舂米発電所の実施設計着手
・私都川発電所の用地取得着手予定
経営改善への取組
・平成２２年度に策定した「鳥取県企業局経営改善計画」に基づく経営改善３ヶ年計画（２３〜２５年度）において、経常収支比率は１１４．５％となり目標を５．５ポイント上回った。
これまでの取組に対する評価
・平成２４年７月１日からスタートした再生可能エネルギー固定価格買取制度を踏まえ、再生可能エネルギーの導入拡大を進めるため、小水力発電、太陽光発電の建設、調査を積極的に行った。
・経営改善計画に基づき、経費のコスト縮減を図った。今後も、発電施設の適正管理により電力の安定供給を図るとともに、引き続きコスト削減等経営の合理化に努める。
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
繰入金 |
| 前年度予算 |
4,373,525 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,143,000 |
0 |
3,230,525 |
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| 要求額 |
3,164,121 |
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3,164,121 |
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