事業概要
鳥取県元気づくり総合戦略において、「道の駅」の整備・リニューアルを通じて、地域の自然や恵みを活かした地場産業の振興や周辺観光の情報発信、地域間の交流促進など地域の魅力向上を進めるとともに、医療・福祉機能、行政機能などの生活機能を連携・ネットワーク化する取組(コンパクトビレッジなど)を支援するとしている。
- また、鳥取元気プロジェクトにおいて、暮らしを支える小さな拠点づくりや地域の実情に応じた生活交通モデル構築がプロジェクトとなっている。
- 国においても、「道の駅」は地方創生を具体的に実現していくための有力な手段として、「道の駅」を核とした「小さな拠点の形成」を目指した取組を支援するとしている。
- ついては、「道の駅」同士の連携を強化することにより地域の小さな拠点として更なる発展を遂げるために取組むもの。
現状と課題
「道の駅」は平成5年の「道の駅大栄」を第1号として、現在14箇所が登録整備されている。
平成27年4月には江府町の「道の駅奥大山」、7月には岩美町の「きなんせ岩美」がオープンし、地域の活力や活性化の小さな拠点として動き始めている。
また、平成28年のゴールデンウィーク前には日南町の「道の駅にちなん日野川の郷」がオープンする予定。
それぞれの「道の駅」単体では、設置者である市町と運営者が連携して地域の特性を活かしながら活性化に取組まれているが、「道の駅」同士の連携は十分ではなく、利用者は他地域の「道の駅」の特色や地域資源を十分に認識できていない。
事業内容
「道の駅」連携推進費用 C=1,500千円
設置者、運営者の連携策と共同した啓発グッズの作成
歴史ある街道に着目した地域資源活用策の実施
期待する効果
「道の駅」同士の連携により、
・地域特産物の消費拡大、地産地消の推進
・地域資源の認識向上
・リピーターの発掘
・道路情報施設、休憩施設の情報提供の拡充