現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 農林水産部の木質バイオマス燃料供給支援事業
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

木質バイオマス燃料供給支援事業

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農林水産部 県産材・林産振興課 −  

電話番号:0857-26-7307  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 6,238千円 6,238千円 0.8人 0.0人 0.0人
調整要求額 15,000千円 6,238千円 21,238千円 0.8人 0.0人 0.0人
要求総額 15,000千円 6,238千円 21,238千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:15,000千円    財源:単県   追加:15,000千円

事業内容

1 事業概要

日新バイオマス発電に加え、新たに三洋製紙バイオマスが稼働するため、燃料用原木の大幅な増加が見込まれるが、三洋製紙の稼働が木材の生産量が落ち込む冬季(試験稼働:平成28年12月、本格稼働:平成29年1月)となる。森林組合等は年間を通じて燃料用原木の生産を行っているが、日新バイオマスの月毎の受入量が決まっていることから、余剰分の燃料用原木(チップ)が他県の発電所等へ流通することが危惧される。このため、一時的に原木を貯木する取組を支援することにより、県内での燃料用チップの需要に応える仕組みをつくる。

2 事業内容

新たな燃料用原木需要を睨み、未利用部分(タンコロ・バークなど)の燃料利用・原木増産に向けた機械の整備、増産部分の貯木に対する支援を行う。


    事業区分
    事業内容
    予算額
    木質バイオマスの増産等に向けた機械整備に対する支援未利用部分(タンコロ・バークなど)の燃料利用、原木増産に向けた機械の整備に対して支援を行う。
      ・移動式チッパー(タンコロ・バーク等も燃料に活 用するために導入)
      ・スライドデッキ型配送用トラック
      ・グラップル
    (再掲 56,000千円) 
    ※別途「木質バイオマス供給施設等整備推進事業」で要求
    燃料用原木の増産を行うため貯木に対する支援新たな燃料用原木需要に向けた増産を行うために、燃料用原木の貯木に対して支援を行う。
      対象事業量:15,000m3
      ・補助単価:1,000円/m3
      ・事業主体:チップ工場等
      ・事業期間:平成28年度限り
    15,000千円 

    【対象事業量の考え方】
    三洋製紙が、試験稼働を行う12月から木材の搬出の少ない2月までの3か月分に相当する燃料(原木換算)
     15,000m3 = 3か月 × 5,000m3/月

3 事業の背景

○日新バイオマス発電(平成27年2月稼働)に加え、三洋製紙バイオマス発電が稼働(平成29年1月稼働)予定であり、燃料用原木の需要が大幅に増加する。
《燃料用原木の需要量(m3)》
H27年度
H28年度
H29年度
摘 要
日新バイオマス
54,000
(22,000)
54,000
(30,000)
54,000
(35,000)
本来必要な54,000m3
を、木材生産量の現状を考慮し、(  )のとおりH33までに順次増加していく予定
三洋製紙
0
20,000
54,000
燃料用原木の不足分は、リサイクル木材、PKSを活用する予定
54,000
(22,000)
74,000
(50,000)
104,000
(89,000)
○燃料用原木を生産する森林組合等は、作業職員の増加・運搬機械の改良・チップ業者との連携など「作業の改善」を図り、生産体制を整備する動きが行われている。

○さらに、林内に放置されている根元部分(タンコロ)や樹皮(バーク)の活用に向けた新たな動きが出てきている。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○木材生産の増加に伴い発生する低質材を有効活用するために、木質バイオマス発電所の整備及び木質バイオマスのエネルギー利用に向けた取組を支援してきたところ。
○平成27年4月から境港市において木質バイオマス発電所が稼働。
○平成29年1月には、鳥取市において新たな木質バイオマス発電が稼働する。

これまでの取組に対する評価

○木質バイオマス発電所の整備により、県内における低質材(C材・D材)の新たな需要が確保された。
○平成27年度から燃料用原木の需要は急増、木質バイオマス発電施設等の発電初期の稼働を円滑にするため燃料用チップの供給体制に対する支援は必要である。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 15,000 0 0 0 0 0 0 0 15,000
保留・復活・追加 要求額 15,000 0 0 0 0 0 0 0 15,000
要求総額 15,000 0 0 0 0 0 0 0 15,000