概要
平成30年度の鳥取県の生乳生産量目標6万トンの達成に向けて、生産者の増産意欲を喚起するため、大山乳業農協が緊急的に行う、生乳増産部分への生乳価格上乗せの取り組みに対し支援を行う。
背景
・TPP交渉の締結により、畜産業への影響が懸念されており、酪農家は今後の経営の継続について不安を抱えている。
・県内では農家の高齢化や離農によって生産基盤が弱体化し、生産乳量が減少している。県は基盤強化のため増頭対策等の支援を行っているが乳量目標の達成には時間を要する。
・自家育成や外部導入による増頭及び、生産性の向上により増産を図るためのインセンティブが必要。
事業内容及び要求額
<事業実施主体>
大山乳業農業協同組合
<事業内容>
当該牛の年間(1〜12月)生産乳量が各農家の直近3カ年の内、最も高い年の生産乳量を上回る部分(増産部分)について、大山乳業が1kg当たり6円の乳価を上乗せする場合に、その経費の1/2を助成する。
<事業期間>
平成28年度〜平成30年度
<要求額>
2,640トン × 6円/kg × 1/2 = 7,920千円