1 事業概要
平成23年10月に策定した「鳥取県みんなで取り組む中山間地域振興条例」において、附則2により平成28年度末を目途として、条例の規定及びその実施状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとなっているので、県内有識者等による新たな中山間地域振興のあり方を検討する意見交換会を開催するほか、中山間地域の現状を把握するため、山間集落実態調査を実施する。
2 意見交換会
【概要】
県内有識者等により、新たな中山間地域振興のあり方について議論を行い、意見集約した上で次期中山間地域振興の検討を行うための参考とする。
【メンバー】
・学識、民間代表(各地区協議会代表、移住者等)等 10人
3 山間集落実態調査
【目的】
山間集落実態調査は平成2年より過去5回(H2,H7,H12,H18,H23)実施してきたが、平成28年度は前回調査から5年が経過する。
山間奥地集落に居住する住民の日常生活の状況等を把握し、これまでの中山間地域振興施策の成果を分析し、次期中山間地域振興施策の検討を行うための基礎資料とする。
【調査概要】
鳥取大学へ委託をし、鳥取大学が公立鳥取環境大学、米子工業高等専門学校と連携をして調査を実施。
・調査対象 山間奥地の111集落、約2700世帯
・調査内容 世帯調査及び集落点検調査
※集落点検調査は関係市町が集落代表から聞き取り調査を実施(111集落分)
・世帯調査の調査項目
家族構成(年齢構成、運転免許保有)
生活範囲(通勤・通学、買い物、通院)
生活状況(情報関連、定住、就職) など9項目
4 山間集落実態調査日程
4月
調査票の配布
5月
調査票の記入
6月〜7月
世帯調査票回収
4月〜6月
集落点検票記入・聞取
8月〜
集計・分析
10月
調査結果公表
5 所要経費
(1)県内有識者等による意見交換会
意見交換会を開催する経費
・委員謝金@9,000円×10人×1回=90千円
・特別旅費@5,000円×10人×1回=50千円
合計 140千円
(2)山間集落実態調査
・委託費 8,860千円
合計 8,860千円