これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
・空き家・空き店舗利活用のためのマッチング件数
平成31年度200件(平成26年度111件)
<取組状況>
・本県には、37千戸もの空き家(うち持ち家24千戸、賃貸13千戸)が存在し、空き家率が14.4%(全国平均13.5%)と高く、将来的にさらに増加することが見込まれる。
このまま、空き家を放置することは、将来的に老朽化や放置による倒壊、衛生・防犯・景観の悪化等へつながり、県民の生活環境を脅かすことが強く懸念される。
・空き家等の利活用するための方法の一つとして、リノベーションの取組があり、県内においては、中国・四国地方に先駆けて行われた、リノベーションスクール@鳥取の開催について、県が支援をしてきた。
・また、注目されつつあるリノベーションの取組を、広く県内に普及させるために、平成27年11月にリノベーションシンポジウムの開催を予定した(平成27年度6月補正予算「空き家住宅等によるリノベーションを活用したまちなか活性化普及啓発事業」)。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・これまで、鳥取県内で開催されたリノベーションスクール@鳥取では、毎回のべ1,000人程度が参加し、盛り上がりを見せている。
・第1回リノベーションスクール@鳥取の提案事業である「BookCafeホンバコ」の実事業化が実現し、第2回リノベーションスクール@鳥取の提案事業である「まるにわ」(鳥取大丸屋上)での取組も動き始めており、空き家対策だけでなく、新たなまちづくり活動として動き始めている。
<改善点>
・まちなかにある物件で、通常の商業的な手法では動かない物件に対する掘り起こしが必要。
・リノベーションの取組みを、一過性のブームではなく、魅力あるまちづくりとして次の段階に進めていくためには、エリア的な視点から空き家の利活用を提案し、物件所有者等の関係者との調整を図りながら迅速な事業化が実現出来る人材が必要。