１ 事業目的
水域施設（泊地・航路）の定期的な保全工事を実施していくことで、安全で安定的な漁業活動を可能にするとともに、漁業と漁村の活性化を図る。
２ これまでの取組と問題点
泊漁港においては、冬期の厳しい風浪による著しい砂の移動により、漁港内及び航路に砂が堆積し、漁船が出航できない・漁船の船底をこする等、漁業活動に重大な支障をきたしている。
漁業活動の安全性や安定的な水産物の供給のため、航路及び泊地に堆積した砂を除去する必要があるが、毎年度単独事業による浚渫を実施（１０〜２０百万円）しており、県財政の負担となっている。
平成２６年度より機能保全事業（長寿命化）対象施設に「水域施設（泊地・航路）」が追加されたことから、泊漁港において平成２７年度に水域施設を追加した機能保全計画の変更を策定する。
３ 事業内容
サンドポケット新設 N=1箇所 Ｃ＝１００百万円
※サンドポケット・・・冬期風浪等による著しい沿岸漂砂を捕捉する施設
４ 事業効果
新設したサンドポケットを施設に位置づけることで、保全工事（維持浚渫）が補助事業により可能となる。
補助事業による保全工事を行うことで、コスト縮減を図る。
箇所表