1 事業概要
平成28年10月21日に発生した鳥取県中部地震での風評被害による観光入込客の減少対策として、高速道路網の整備や航空路線の充実と魅力的な観光素材とを組み合わせた提案など、10月補正予算(専決分)と連動して、年度当初から切れ目のない積極的な情報発信に取り組む。
2 事業内容
<11月補正で債務負担要求>
(1)メディア(テレビ)での情報発信(委託料:10,000千円)
<参考:平成29年度当初予算要求に向けて調整中>
(1)メディアを活用した情報発信(委託料)
(2)マスコミの取材受け入れ(特別旅費)
- マスコミ関係者を取材招致し、番組や記事掲載での情報発信を行う。
(3)プレゼントパブリシティによる情報発信(報償費)
- 視聴者・読者プレゼント等の提供により、番組露出や記事掲載につながるような売り込みを行う。
(4)とっとり観光親善大使等のPRイベントへの参加
- 観光PRイベントにとっとり観光親善大使等を派遣する。
3 債務負担行為を設定する理由
鳥取県中部地震での風評被害による観光入込客の減少対策として、年度当初からの積極的な露出を図る必要があり、前年度からの事業着手が必要であるため。
<スケジュール>
4 事業の背景
平成25年3月に鳥取・松江両自動車道が全線開通し、関西、中京、中四国エリアから本県へのアクセスが格段に向上。
- また、鳥取空港の5便化や米子鬼太郎空港の就航路線数の増加など、その動きはますます活発化している。
- こうした中、本県では「山陰大周遊」をテーマとした観光誘客に取り組んでいる。
- しかし、平成28年10月21日発生した鳥取県中部地震により、風評被害による旅館や観光ツアーのキャンセル等が相次いでいる状況であり、これに対応するために元気な鳥取県を発信するための補正予算を専決したところ。
- 今後も観光入込客数を増加させるための施策として、「個人旅行客向け」「団体旅行客向け」について、それぞれの取り組みが必要。
<個人旅行客向け施策>
- WEB宿泊サイトでのキャンペーン実施
- 大手レジャー体験予約サイトを活用した鳥取県の体験プログラムの情報発信
<団体・個人向け施策>
- 観光誘客キャンペーン実施(周遊パスポート『トリパス』や「蟹取県ウェルカニキャンペーン」等)
- メディアを活用した情報発信(当事業)
<団体旅行客向け施策>