事業名:
氷ノ山国定公園シカ食害防止対策事業
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生活環境部 東部生活環境事務所 生活安全課
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
28年度当初予算要求額 |
1,512千円 |
1,560千円 |
3,072千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
27年度6月補正後予算額 |
1,429千円 |
1,553千円 |
2,982千円 |
0.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,512千円 (前年度予算額 1,429千円) 財源:国1/2
事業内容
1 事業の目的
国定公園氷ノ山におけるシカの食害対策として、シカの個体数管理を行い、生物多様性保全を図る。
2 事業の内容
シカ食害が顕著である自然探勝路周辺の被害軽減を図るため、電気柵の設置によりサンカヨウ群落を保全し、くくりわなの設置によりシカを捕獲する。
平成23年度から当該事業(電気柵の設置、くくりわなの設置)を実施したことにより、サンカヨウ群落でのシカの侵入が阻止でき、サンカヨウも回復してきた。
また、国定公園内での希少植物の保全の取組としてアピールもできており、引き続き事業を実施していく必要がある。
3 経費内訳
シカ捕獲・電気柵設置業務委託経費 1,512千円
4 事業の背景
県東部地域ではシカの有害鳥獣捕獲として年中捕獲をしても個体数が減らず、シカの食害被害が顕著になっている。国定公園氷ノ山においても、県準絶滅危惧種サンカヨウをはじめとする希少な植物が被害に遭うなど、自然環境の面でも問題となっている。
生物多様性保全の観点から平成23年度から当該事業を実施しており、自然探勝路沿いでシカを捕獲することで、周辺の自然が回復してきており、ここで事業を止めると被害が拡大し、氷ノ山の植生が一変する恐れもある。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成22〜26年度に対象箇所へくくりわなの設置、平成23〜26年度には氷ノ山自然探勝路周辺のサンカヨウ群落に電気柵を設置。
これまでの取組に対する評価
電気柵を設置することで、シカがサンカヨウ群落内へ侵入することを防止し、サンカヨウが回復してきている。また、くくりわなでシカを捕獲している箇所でも、シカの食害が減り植生が回復している。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,429 |
714 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
715 |
要求額 |
1,512 |
756 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
756 |