1 事業概要
自動車運転免許証の更新時講習、運転免許の行政処分を受けた者等に対する講習、高齢者講習、認知機能検査等を実施する。
2 要求内容
財政課長査定において、「標準事務費枠内執行」とされた更新時講習用テキストの購入に必要な経費について、従来どおり「標準事務費枠外」とすることについて調整要求を行う。
区分 | 金額(千円) |
安全運転のしおり | 1,157 |
安全運転を確かなものにするために | 3,738 |
計 | 4,895 |
3 査定コメント
(更新時講習に使用する冊子である)「安全運転のしおり」、「安全運転を確かなものにするために」購入費は、標準事務費枠内で対応してください。
4 標準事務費枠外要求理由
(1) 鳥取県の厳しい財政状況に係る標準事務費の節減については、予算編成当初に設定された標準事務費枠内の額設定の中で既に応分の負担(△42,895千円)をしていること
(2) 警察本部の標準事務費の執行率は、平成26年度決算で96.9パーセントと高く、内容も庁舎等の光熱水費、通信費、機動力確保のための燃料費等が多くを占め、現況以上の節減は困難であるところ、(1)のとおり42,895千円減額された状況下では、これ以上の標準事務費の圧縮は警察業務に支障を来すことが懸念されること
(3) 当該テキスト購入経費は、平成21年度まで更新時講習委託料の一部としていたところ、平成22年度以降、警察本部がテキストを購入し受託者へ支給することとして委託料から分離したものであり、標準事務費枠外とすることが相当であること
5 近年の標準事務費の推移
標準事務費の推移 (単位:千円)
区分 | 予算額 | (うち枠内) | 支出済額 | 不用額 | 執行率 |
H25年度 | 1,905,018 | (1,577,805) | 1,799,572 | 105,446 | 94,5% |
H26年度 | 1,819,241 | (1,554,734) | 1,763,435 | 55,806 | 96.9% |
H27年度 | 1,827,287 (11月補正後) | (1,588,719) | − | − | − |
H28年度 | 1,747,024 (課長内事後) | (1,545,824) | − | − | − |