これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【人的基盤強化関係】
<政策目標>
警察官の採用試験受験者数は、民間企業の景気回復等の状況の中、平成23年以降減少傾向にある。県民生活に直結する良好な治安維持にあたる優秀な人材を確保をするためには、警察組織に興味を持たせる、又は魅力ある職場であることをPRする必要がある。
【特殊詐欺被害防止関係】
<政策目標>
全国的に高齢者を対象とした特殊詐欺被害が多発している現状を踏まえ、その手口の周知と犯罪の発生実態を幅広く広報し、被害防止を図る必要がある。
【交通死亡事故抑止関係】
<政策目標>
平成26年中の交通事故の発生状況については、事故件数は1,168件、死者数は34人、負傷者数は1,396人と平成25年に比べ、死者は9人増加し、事故件数、負傷者数は、それぞれ112件、223人減少した。本年9月末においては、事故件数・負傷者数は前年より減少傾向で推移しているものの、死亡事故については件数、人員は、増減なしである。
全国的に高齢者が当事者となる事故が依然多く、引き続き高齢者に重点を置いた被害・加害事故防止対策を推進する必要がある。
<取組>
警察広報用イベントけいさつ春祭り、採用募集CM作成(職員の活用)と放映、タレントを活用した広報のほか、HPの活用、オープンキャンパスの開催、フェイスブックを開始するなどにより、警察業務に関する広報を実施
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
○事前の広報・周知期間も短い状態ではあったが警察音楽隊コンサートを軸とした警察広報イベントを開催したところ、約1,000人が来場するなど大盛況であり、会場アンケートでも「企画が練られていて良かった」「本格的な演奏で多くの感動をいただいた」など、回答者の9割の方から満足との反響であった。
本イベントはマスコミ各社の取材もありその模様はテレビ、新聞に大きく取り上げられた。
○ホームページのアクセス件数は、平成26年中は一月当たり13,000〜17,000件であったが、平成27年中は概ね2万件程度を推移している。
○全国交通安全運動期間中の5月12日、鳥取県出身のタレントを1日警察署長に任命し、保育園での安全教室等に参加いただき、この際の動画等を鳥取県公式HPにアップロードしたほか、採用募集ポスター・パンフレットや「特殊詐欺撲滅」うちわを作成し、各種防犯イベント等において広報を行った。
○警察官募集期間の平成27年4月、7月にテレビ放映を行い、8月のオープンキャンパスでアンケートを行ったところ、60人中19人(31%)がCMを、また44人(73%)が採用募集ポスター等を目にしており、大きな効果が確認できた。