1 事業概要
倉吉農業高校の畜産関係施設を整備する。(継続費要求)
2 事業内容
老朽化又は機能が不十分となっている以下の施設のうち、緊急に整備が必要な箇所について最低限の整備を行う。
(1)老朽化によりぐらつき・腐食等が進む乳牛舎の牛床仕切り及び連続スタンチョンを取り替える。
(2)既存の危険なタワー型サイロを廃止し、安全で機能の高いバンカーサイロに更新する。
(3)水道料金の削減や災害等による上水道の供給停止に備え、校内に多目的井戸を整備する。
3 位置図(嵐が丘牧場)
4 生徒数と進路
●生徒数(H27.5.1時点)
学科名 | 1年 | 2年 | 3年 | 計 |
生物科 | 37 | 37 | 27 | 101 |
食品科 | 38 | 28 | 22 | 88 |
環境科 | 34 | 27 | 20 | 81 |
計 | 109 | 92 | 69 | 270 |
●主な進路状況
<就職>
・鳥取いなば農協 ・鳥取中央農協 ・大山乳業協同組合 ・(株)西日本ジェイエイ畜産 ・(株)大山育苗 ・美歎牧場 ・橋本牧場 ・(有)緑清園 など
<進学>
・鳥取大学 ・東京農業大学 ・県立農業大学校 ・帯広畜産大学 ・大阪動植物海洋専門学校 など
5 現状・整備の必要性
・倉吉農業高等学校は、県内唯一の農業経営者育成高等学校として文部科学省の指定を受けており、鳥取県の農業を支える将来のスペシャリストを育成
・卒業生は県内の酪農を支えると共に最前線で活躍
・畜産施設は老朽化が進み、設備の腐食など危険な状態で、飼育管理を行う生徒が日常的に危険な状況に直面している。
・「農業を支え、地域を支える人材」を育成していくためには、畜産施設の改修や改築等の整備が必須
・生徒数も年々増加傾向にあり、将来鳥取県の酪農の中心となる人材育成を更に充実させる。
6 要求額内訳
(単位:千円)
項目 | H28 | H29 | 計 |
牛床仕切り及び連続スタンチョン取替 | 6,591 | − | 6,591 |
バンカーサイロ新設 | 15,178 | 9,108 | 24,286 |
多目的井戸 | 24,352 | − | 24,352 |
バーンスクリーパー整備 | 実施再検討(H29以降要求) |
汚水処理施設 | 実施再検討(H29以降要求) |
計 | 46,121 | 9,108 | 55,229 |
(参考)第1期整備(H27-28)で、畜産実習室等を改築整備中。